ネット検索してもなかなか探せない ペットの悩みQ&A【DOQAT】

【犬のペット保険】もう迷わない!必要な保険がすぐに分かる

この記事でお伝えする内容
  • 愛犬にピッタリの保険診断
  • ペット保険に加入すべき人
  • ペット保険選びが難しい理由
目次

質問に答えるだけでピッタリの保険がわかる

愛犬のためのペット保険診断ツール

愛犬のためのペット保険診断ツール

質問に答えて愛犬に合った保険のタイプを見つけましょう。

診断結果

各ペット保険の特徴

スクロールできます
保険名補償の特徴保険料・割引・申込条件
どうぶつ健保ふぁみりぃ(アニコム)通院・入院・手術フル補償。先天性・遺伝性疾患や歯科治療も対象。補償割合50% or 70%。0歳~7歳11ヶ月対象、多頭割引/利用回数少ないと割引・多いと割増
うちの子プラン(アイペット)通院・入院・手術に幅広く対応、通院重視軽度~重度治療も対応、年齢制限あり
うちの子ライトプラン(アイペット)手術・入院中心、通院補償は限定(そのぶん保険料が割安)通院少なめ・コスト優先の方向け
げんきナンバーわんスリム手術・入院メインで補償。通院補償は限定的スリムプランで月額抑えめ
ペットほけんマックス手術・入院を柱に複数プラン選べる年齢・犬種で保険料変動、必要に応じプラン選択
PS保険必要最低限の補償中心、割安保険料保険料安め、申込条件は年齢等で異なる
楽天ペット保険通院・入院・手術標準補償、楽天ポイント付与若年犬割安・価格競争力あり
日本ペットプラスのペット保険通院・入院・手術補償。補償割合・免責の選択肢豊富独自割引制度やサービス多数
アクサダイレクトのペット保険ネット完結型。通院・入院・手術を基本補償10歳以上も可・比較的低価格
SBIプリズムペット保険通院・入院・手術の基本補償、幅広いプラン展開Web完結・保険料割安、特に若い犬向け

ペット保険に加入すべき人

  • 高額な医療費を一度に支払うことが難しい人
  • 遺伝性の病気になりやすい犬種を飼っている人
  • どんなときでも最善のケアをしたいと考える人

 

高額な医療費を一度に支払うことが難しい人

犬の治療費は予測が難しく、高額になることがあります。誤飲による開腹手術、椎間板ヘルニア、腫瘍の摘出などでは、数十万円かかる場合があります。手元の資金に余裕がない場合、これらの費用を一括で支払うのは困難です。

ペット保険に加入しておくことで、こうした突発的な出費に備えることができます。医療費の変動を一定の範囲に抑えたいと考える人にとって、有効な選択肢です。

治療費の目安

  • 軽度の病気(胃腸炎など)→ 5,000~15,000円(診察や薬代のみの場合)
  • 急な下痢や皮膚炎の通院 → 1回あたり3,000~7,000円程度
  • 骨折、脱臼、誤飲による異物除去、重度のケガや病気の手術 → 70,000~300,000円以上かかることもあります。
    • 骨折の手術 → 250,000~310,000円前後
    • 椎間板ヘルニアの手術 → 250,000~380,000円程度
    • 異物誤飲での内視鏡・開腹手術 → 70,000~130,000円前後
  • 入院費(急性膵炎や腎不全等の集中治療) → 1日あたり10,000~30,000円、1週間で10万円以上かかる場合もあります
  • 緊急手術 → 100,000~200,000円以上かかるケースが多いです。

遺伝性の病気になりやすい犬種を飼っている人

犬には犬種ごとにかかりやすい病気があります。たとえば、ダックスフントは椎間板ヘルニア、フレンチ・ブルドッグは呼吸器の病気、ゴールデン・レトリーバーは股関節の異常やがんなどが多く見られます。これらは遺伝的な要因で起こりやすく、突然発症することもあります。

こうした病気は一度かかると、長期間の通院、高額な治療が必要になることがあります。手術や入院、薬代などで、何十万円とかかるケースも珍しくありません。

ペット保険に加入していると、そうした医療費の多くを保険でカバーできるため、経済的な負担を大きく減らすことができます。愛犬に必要な医療を、迷わず受けさせてあげられることもできますし、お金が理由で治療をあきらめるということも避けられます。

代表的な犬の遺伝性疾患と、発症しやすい犬種・病名・主な症状

スクロールできます
犬種例主な遺伝性疾患名主な症状・特徴
ミニチュアダックスフンド、トイプードル、チワワ、ヨークシャーテリア、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー進行性網膜萎縮症(PRA)網膜が萎縮し進行的に視覚が低下、最終的に失明することが多い
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、プードル、フレンチ・ブルドッグ、パグ、ラブラドール・レトリーバー変性性脊髄症(DM)徐々に四肢麻痺が進行し、最終的に歩行困難・呼吸不全となる
プードル、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークフォンウィルブランド病(VWD)血が止まりにくい、止血異常
柴犬、甲斐犬GM1ガングリオシドーシス若齢で運動失調や麻痺、異常行動、視覚障害、早期死亡
チワワ、ボーダーコリー神経セロイドリポフスチン症(NCL)てんかん発作や運動障害、知能低下・行動異常、進行性に悪化
ボーダーコリー捕捉好中球症候群(TNS)免疫力低下により感染症多発、幼齢で死亡
フレンチ・ブルドッグ、パグ短頭種閉塞性気道症候群激しいいびきや呼吸困難、興奮・運動時にリスク増大、重度で失神も
パグ、マルチーズ、ヨークシャー・テリア壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)けいれん、失明、運動障害、性格変化などが進行
マルチーズ、ポメラニアングリコーゲン貯蔵症(糖原病)肝腫大、筋力低下、低血糖によるけいれんや神経症状
ダックスフンドムコ多糖症タイプA発育不良、骨や軟骨の異常、痙攣・臓器障害
ビーグル、ゴールデン・レトリーバー、ダックスフンド骨形成不全症骨折しやすい、骨の変形や成長障害
ボーダー・コリー、イングリッシュ・セッター、ダックスフンド(ミニチュア)神経リポフスチン症運動障害、知能低下、視覚障害・てんかん発作が進行性に現れる
ジャック・ラッセル・テリア、ウェルシュ・コーギー・カーディガン重症複合免疫不全症免疫機能低下による感染症多発、生後早期死亡

どんなときでも最善のケアをしたいと考える人

「最善のケア」とは、犬が病気になった時に必要な検査や治療を選べることを意味します。しかし現実には、費用の壁がそれを妨げることがあります。

医師から「CT検査をしておきたい」「こういう高度な治療法もあります」と提案されても、「それっていくらかかるんですか…?」と不安がよぎります。金額を聞いて断念せざるを得ない——そんなケースは少なくありません。

ペット保険に入っていれば治療費の大部分を保険がカバーしてくれるので、「お金」と「命」を天秤にかけるようなつらい選択をしなくてすみます。本当にその犬にとってベストな治療を気持ちの面でも、経済的にも選びやすくなるのです。

ペット保険選びが難しい理由

  • 医療費の相場が読めない
  • 補償内容が複雑で分かりづらい
  • 免責・除外条件が細かく複雑で理解しにくい

医療費の相場が読めない

人間の医療は健康保険制度により料金が全国一律に近く設定されていますが、ペットの医療費には一切の規制がありません。そのため、同じ手術・同じ治療であっても、

  • 動物病院Aでは手術費が8万円
  • 動物病院Bでは同じ手術が20万円

というように、価格差が2〜3倍になることも日常的にあります

その結果
  • 「どの程度の医療費が発生しうるか」の予測がつかない
  • 「どの程度の補償が必要か」が判断しづらくなる

結果、どこの保険会社が適切かわからなくなる。

補償内容が複雑で分かりづらい

ペット保険が選びづらい最大の理由が、補償内容の複雑さと分かりにくさです。

補償の範囲が統一されておらず、比較が難しい

ペット保険には、通院・入院・手術の3つの補償が基本となりますが、それらの取り扱い方は保険会社ごとに大きく異なります。たとえば、

  • A社:通院は1日1万円まで、年間20日まで補償
  • B社:通院は年間総額30万円まで補償、日数制限なし
  • C社:通院、入院補償が無制限

このように、一見似たような保険でも、補償の枠組みが異なるため、単純な「〇〇まで補償」といった比較が困難になります。

補償割合や自己負担の仕組みが一律ではない

補償割合(例:70%、90%、100%)も混乱のもとです。例えば「90%補償」と書かれていても、

  • 限度額がある(例:年間60万円まで)
  • 日額制限がある(例:1日あたり2万円まで)
  • 免責金額(例:1回の治療で5,000円以下は補償対象外)
  • 自由診療のため、動物病院によって診療費が異なる

といった複数の制約条件が積み重なっており、「90%補償」=「治療費の90%が必ず戻る」ではないことが混乱を招きます。

加えて、「一部例外を除く」といった曖昧な表現が補償規定に散見され、実際に請求してみて初めて不適用に気づくこともあります。

「安さ」と「補償の厚さ」がトレードオフ関係にある

補償内容を理解した上で選ぼうとしても、費用との兼ね合いが出てきます。より補償が厚く、柔軟な内容の保険は当然ながら保険料が高くなる。

逆に、月々の支払いを抑えようとすると補償内容が限定的になる。つまり、安心とコストの間で妥協点を探すという判断が必要になり、これも選択を複雑にしています。

「補償内容が複雑でわかりにくい」というのはペット保険の特徴であり、それが結果として選択を難しくしています。表面的な広告や価格だけで判断するのではなく、

  • 具体的な補償内容
  • 制限事項・免責事項
  • 対象外となる疾病や条件

といった点を個別に細かく読み解く力と時間が必要になります。そしてこれは、一般の飼い主にとってはかなりの労力であるため、「わかりづらさ=選びにくさ」に直結しているのです。

免責・除外条件が細かく複雑で理解しにくい

ペット保険の「免責・除外条件」とは、保険金の支払い対象外となるケースや条件を指します。つまり、保険に入っていてもお金が出ない状況です。

これが細かく複雑であるがゆえに、ペット保険を選ぶ際の障壁となります。

各社ごとに除外条件が異なる

同じような保険名(例:通院付き・手術付き)でも、除外される病気・行為・状況が各社でまったく異なります。

たとえばある会社では「歯周病は対象外」、別の会社では「治療目的なら対象」といった違いがあります。見た目上の補償範囲が同じでも、実際に支払われるかは細部で大きく差が出るのです。

曖昧な表現が多く、読み手によって解釈が割れる

よくある文言に「先天性疾患・遺伝性疾患は除く」や「予防目的の処置は対象外」などがあります。

実際の病名や診断と保険約款の言葉が完全に一致するとは限らず、どこまでが「先天性」か、何をもって「予防」と見なすかは、保険会社の判断次第になります。

飼い主側からすれば、「これは治療のためだと思ったのに支払われなかった」ということが起きやすいのです。

除外されるケース、されないケースが多岐にわたる

例として、以下のようなものが一般的に除外対象になる場合があります:

  • ワクチン未接種が原因の病気
  • 妊娠・出産関連のトラブル
  • 去勢・避妊手術(予防目的)
  • 行動異常(問題行動に関する治療)
  • 特定犬種に多い病気(例:パグの気道疾患、ダックスフンドの椎間板ヘルニア)
  • 加入前に発症していた病気の再発や継続治療
  • 美容目的の処置や検査(スケーリングなど)

これらの条件が各社の約款にバラバラの表現で書かれているため、飼い主が読み比べて理解するのは極めて困難です。

シェアしてね
目次