毛艶・フケ・皮膚の悩みにオメガ3を足す理由

- 皮膚のバリアには脂肪酸が欠かせない
- 必須脂肪酸は体の中で作れない
- 脂肪酸が足りないと毛がかさついてフケが出る
- 成犬はDHAを食事からとるしかない
毛艶が悪い・フケが増えた・皮膚が乾燥している。3つとも皮膚と毛の表面に出る変化です。オメガ3を足す理由は、皮膚と毛を保つ材料に脂肪酸が使われていることにあります。
皮膚のバリアには脂肪酸が欠かせない

皮膚のいちばん外側には角質層という薄い層があります。角質層は細胞と細胞のすき間を埋めて、外からの刺激を通しにくくする皮膚のバリアの役目をしています。
脂肪酸は、細胞を包む膜の材料です。角質層の細胞のすき間を埋めるバリアにも、脂肪酸が欠かせない成分として入っています。皮膚のバリアを保つには、材料になる脂肪酸を毎日の食事からとり続ける必要があります。
必須脂肪酸は体の中で作れない

脂肪酸のうち、体の中で作れないものを必須脂肪酸といいます。作れないので食事からとるしかありません。犬の皮膚にとって特に大切な必須脂肪酸は、オメガ6のリノール酸とオメガ3のα-リノレン酸です。
| 脂肪酸 | 種類 | 多く含む食べ物 |
|---|---|---|
| リノール酸 | オメガ6 | コーン油や大豆油などの植物油 |
| α-リノレン酸 | オメガ3 | 亜麻仁油 |
| EPA・DHA | オメガ3 | 脂の多い魚・クリルオイル・藻類の油 |
オメガ3のEPAとDHAは、成長期と妊娠・授乳期の犬で必須脂肪酸に加えられています。成犬にどれだけ必要かは、まだ決まった量が示されていません。
脂肪酸が足りないと毛がかさついてフケが出る
必須脂肪酸が足りなくなると、被毛が乾いてフケが出て艶がなくなります。毛艶が悪い・フケが増えた・皮膚の乾燥という3つの悩みは脂肪酸が足りないときの様子と重なります。
ただし総合栄養食を食べている犬で必須脂肪酸が足りなくなることは、きわめてまれです。総合栄養食は、必須脂肪酸も含めて必要な栄養がそろうように作られています。
毛がかさついてフケが出る犬には脂肪酸のサプリがよく勧められますが、先に別の病気がないかを確かめることが前提です。フケの多くは別の病気から起きるためです。
成犬はDHAを食事からとるしかない

オメガ3には、植物に多いα-リノレン酸と、魚に多いEPA・DHAがあります。生まれてすぐの子犬はα-リノレン酸の一部をDHAに作りかえられますが、離乳したあとはDHAに作りかえる力を失います。
成犬がDHAをとるには、DHAを含む食べ物を食べるしかありません。オメガ3を足すときはEPAとDHAが入った魚やクジラなどの油から選ぶことになります。
オメガ3はいつものごはんにかけて足す

- ドライフードにかけて混ぜる
- 食べる直前にかける
- 療法食を変えずに上からかける
液体のオメガ3は、いつものごはんの上からかけるだけで足せます。フードを買いかえる必要も、粒のサプリを飲ませる手間もありません。かけ方で気をつけるのは混ぜ方とかける時間の2つです。
ドライフードにかけて混ぜる
ドライフードに足すときは、1日の量を小さじで量って粒の上にかけます。かけたらスプーンで全体を混ぜて粒にまんべんなくつけます。上の粒にだけ油がたまると、犬が食べ残したときに油も一緒に残ります。
朝と夕の2回ごはんを食べる犬なら、1日の量を2回に分けてかけても足りる量は変わりません。1回にまとめるか分けるかは、食べ残しが出ない方を選びます。
オイルは冷蔵庫に入れると白く固まることがあります。固まったときは常温に置いて液体に戻し、容器を数回振ってからかけます。
食べる直前にかける
オメガ3は脂です。脂は空気に触れると酸化して傷みます。ペットフードにも、脂の酸化を防ぐための保存料が使われています。
オイルをかけるのは器に出して犬に渡す直前です。前もってかけておくと、器の上で脂が空気に触れる時間が長くなります。食べ残しを次のごはんまで置いておくのも同じです。
缶詰や手作りのごはんは、器に出したあとの酸化や傷みがドライフードより早く進みます。ウェットのごはんにかけるときは特に、出しっぱなしにせず食べ残しを片付けます。
療法食を変えずに上からかける
療法食を食べている犬は、病気に合わせて成分を決めたフードから変えられません。液体のオメガ3なら、療法食を変えずに上からかけて足せます。
ただし療法食は、脂肪やミネラルの量まで決めて作られています。オイルをかければ脂肪も増えます。療法食に足してよいかは、療法食を出している獣医師に確かめてから始めます。
膵炎になったことがある犬や、脂肪を控える療法食を食べている犬は特に確認が必要です。脂肪酸のサプリで膵炎が起きた例は多くありませんが、報告はあります。
オメガ3の量はメーカーの目安を守る

- 成犬に決まった量はない
- 与えすぎるとお腹がゆるくなる
- フードに入っているオメガ3も数に入れる
- 持病がある犬は先に獣医師に聞く
オメガ3は多く与えるほど皮膚によいわけではありません。成犬に何mg与えればよいかという公的な基準がないので、商品ごとのメーカーの目安が量の物差しになります。
成犬に決まった量はない
成犬のオメガ3は情報が足りないため、推奨量が決まっていません。量が決まっているのは、成長期と妊娠・授乳期の犬の最低量だけです。
| 犬の時期 | EPA・DHAの最低量 | 上限 |
|---|---|---|
| 成長期・妊娠・授乳期 | 1,000kcalあたり0.13g | なし |
| 成犬 | なし | なし |
アメリカの飼料検査官協会(AAFCO)の基準も、成犬のEPA・DHAの最低量は決めていません。獣医師が皮膚の病気の治療で体重あたりの量を決めることはありますが、治療のための量です。家で毎日足すときの量として使う数字ではありません。
市販の脂肪酸のサプリは、メーカーがすすめる量で使ってよいとされています。商品によって濃さも1日の量も違うので、使う商品の目安を守るのが確実です。
与えすぎるとお腹がゆるくなる
オメガ3の副作用は少ないとされています。ただし多く与えると下痢をしたり体重が増えたりすることがあります。ごはんにかけるオイルでも、与えすぎるとお腹がゆるくなることがあります。
オイルは脂なので、かけた分だけカロリーが増えます。オメガ3を足し始めてから体重が増えてきたら、フードの量を見直す場面です。
足し始めたら便の様子を見ます。便がゆるくなったら量を減らして、体調に合わせて調整します。
EPAやDHAがとても多い状態が続くと、体の免疫の働きが下がることもあります。オメガ6が少ない食事では特に起きやすいとされています。目安の量を超えて足す理由はありません。
フードに入っているオメガ3も数に入れる
総合栄養食のドッグフードは、必要な脂肪酸がそろうように作られています。魚の油を原料に使ってEPAやDHAを入れているフードもあります。フードからとっている分に上乗せすることになるので、足す前に今のフードの中身を確かめます。
パッケージの成分表示や原材料に、オメガ3・EPA・DHA・魚油などの文字があるかを見ます。量が書かれていないときは、メーカーの公式サイトで確かめられることがあります。
ほかの健康補助食品をすでに与えている犬も注意が必要です。健康補助食品をいくつも重ねると悪影響が出ることがあるので、獣医師に相談してから足します。関節や皮膚のサプリには、魚の油が入っているものもあります。
持病がある犬は先に獣医師に聞く
サプリメントを使うときは、効き目と安全性をよく考えたうえで獣医師に相談するのが基本です。持病がある犬は特に、足す前に獣医師に聞いておきます。
膵炎になったことがある犬は、脂肪酸のサプリで膵炎が起きた報告があるので必ず確認します。療法食を食べている犬も、フードの脂肪やミネラルの量が決められているので同じです。
毛がかさついてフケが出る犬にサプリを使う前には、別の病気がないかを先に調べるべきとされています。アレルギーの治療では、獣医師が薬と組み合わせて脂肪酸を使うこともあります。治療中の犬は、自分で足す前に治療の中で使えるかを聞けます。
植物の油ではEPAとDHAがとれない
- えごま油にEPAとDHAは入っていない
- 犬用の亜麻仁油もEPAとDHAは入っていない
- オリーブオイルにもEPAとDHAは入っていない
家にある植物の油をごはんにかければオメガ3が足せそうに見えます。ところが植物の油には、皮膚のために足したいEPAとDHAが入っていません。
えごま油にEPAとDHAは入っていない
えごま油と亜麻仁油は「オメガ3が豊富な油」として売られています。中身のオメガ3はほぼすべてα-リノレン酸で、EPAとDHAは0です。
| 油・食品(100gあたり) | α-リノレン酸 | EPA | DHA |
|---|---|---|---|
| えごま油 | 58,000mg | 0mg | 0mg |
| 亜麻仁油 | 57,000mg | 0mg | 0mg |
| オリーブ油 | 600mg | 0mg | 0mg |
| まいわし(生) | 59mg | 780mg | 870mg |
| くじら本皮(生) | 310mg | 4,300mg | 3,400mg |
成犬はα-リノレン酸をDHAに作りかえられません。えごま油をかける量を増やしても、EPAとDHAは0のままです。
α-リノレン酸も犬に必要な脂肪酸の1つで、えごま油が体に悪いわけではありません。EPAとDHAを足したいときに、えごま油には目的のものが入っていないというだけです。
犬用の亜麻仁油もEPAとDHAは入っていない
ペットショップには犬用として売られている亜麻仁油もあります。原材料は人が使う亜麻仁油と同じで、オメガ3はα-リノレン酸です。犬用と書かれていても、EPAとDHAが入るわけではありません。
「オメガ3」と書かれた犬用の油は、中身の脂肪酸が商品ごとに違います。魚やクジラの油ならEPAとDHAで、亜麻仁やえごまの油ならα-リノレン酸です。
選ぶときは、原材料と成分の表示でEPAとDHAの量が書かれているかを見ます。「オメガ3」とだけ書かれてEPAとDHAの量がない商品は、α-リノレン酸の油のことがあります。
オリーブオイルにもEPAとDHAは入っていない
オリーブオイルは体によい油として知られていて、台所にある家も多い油です。ただしオメガ3の油ではありません。100gに入っているオメガ3はα-リノレン酸の600mgだけで、えごま油のおよそ100分の1です。
EPAとDHAは、えごま油と同じく0です。オリーブオイルをごはんにかけても、皮膚のためのEPAとDHAは足せません。
オイルはどれも脂なので、かけた分だけカロリーが増えます。EPAとDHAが入っていない油をかけると、カロリーだけが増えることになります。
ごはんにかけるならクジラオイル

- クジラの油はDPAが多い
- 空気に触れにくい二重構造のボトル
- 1本100gで小型犬なら20日分
- 定期コースは回数の縛りがない
いつものごはんにかけてEPAとDHAを足すなら、液体でかけやすいクジラオイルが候補になります。クジラ由来の油で、1本100gにEPAとDHAのほかDPAも入っています。
クジラの油はDPAが多い
DPAはEPAとDHAの仲間のオメガ3です。脂肪酸全体に占めるDPAの割合を比べると、クジラの脂はイワシやサバより多いことが分かります。
| 食品(脂肪酸全体に占める割合) | EPA | DPA | DHA |
|---|---|---|---|
| くじら本皮(ミンククジラ) | 8.5% | 4.1% | 6.8% |
| まいわし | 11.2% | 2.5% | 12.6% |
| まさば | 5.7% | 1.3% | 7.9% |
クジラオイルの成分表示は、100gあたりEPA 3,500mg・DHA 9,000mg・DPA 2,000mgです。小型犬の1日の目安の5gに直すと、EPAとDHAを合わせて約625mgです。DPAは約100mgになります。天然の油なので、含まれる量には幅があります。
DPAが犬の皮膚にどう働くかは、獣医学の資料には書かれていません。クジラオイルを選ぶ理由は、DPAよりもEPAとDHAを液体でごはんにかけられることにあります。
空気に触れにくい二重構造のボトル
オメガ3は空気に触れると酸化して傷みます。クジラオイルのボトルは二重構造です。中身が減るにつれて内側の袋が縮み、オイルが空気に触れにくい作りになっています。
ボトルを押すとすぐにオイルが出る液状なので、小さじで量ってごはんにかけられます。キャップはワンタッチで、片手で開け閉めできます。
開けたあとは1か月以内に使い切るのが目安です。冷蔵庫でも保管できます。白く固まったときは常温で液体に戻し、数回振ってから使います。
1本100gで小型犬なら20日分
1本の内容量は100gです。1日の目安は小型犬で5g(小さじ1杯)なので、1本で20日分になります。
| 犬の大きさ | 1日の目安 | 1本で使える日数 | 1日あたりの値段 |
|---|---|---|---|
| 小型犬 | 5g(小さじ1杯) | 20日 | 約154円 |
| 中型犬 | 10g(小さじ2杯) | 10日 | 約308円 |
| 大型犬 | 15g(小さじ3杯) | 約6日 | 約462円 |
小型犬なら、開けてから1か月以内という目安の中で使い切れます。中型犬と大型犬は1本が10日以内でなくなるので、定期3本コースのほうが買い足す手間が少なくなります。
小さじの杯数は目安です。愛犬の体調を見ながら量を調整します。
定期コースは回数の縛りがない
クジラオイルは公式通販で買えます。定期コースには最低購入回数の決まりがなく、1回だけで解約できます。
| 買い方 | 値段(税込) | 送料 |
|---|---|---|
| 定期1本コース 初回 | 2,530円 | 無料 |
| 定期1本コース 2回目以降 | 3,080円 | 無料 |
| 定期3本コース | 7,590円(1本2,530円) | 無料 |
| 通常購入 | 3,850円 | 込み |
解約や一時停止は、次に届く日の10日前までにマイページから手続きします。1本を試して愛犬の便や食べ方を見てから、続けるかを決められます。
届いた商品のお客様都合による返品は受け付けていません。注文と違う商品が届いた場合や破損して中身が漏れていた場合は、届いてから7日以内に連絡すれば交換してもらえます。
毛艶・フケ・皮膚の乾燥の裏にある病気
- 5歳未満で始まったフケはアレルギーを疑う
- 4〜10歳の皮膚の乾燥は甲状腺の病気のことがある
- 中高齢で毛が抜けるのはクッシング症候群のことがある
- 背中に動くフケはツメダニ
犬のフケの多くは、皮膚だけの問題ではなく別の病気から起きています。原因になる病気で多いのはホルモンの病気とアレルギーです。どちらの病気かは、フケが出始めた年齢がひとつの手がかりになります。
| フケが出始めた年齢 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 5歳未満 | アレルギー |
| 中年から高齢 | ホルモンの病気(甲状腺の病気・クッシング症候群) |
5歳未満で始まったフケはアレルギーを疑う
若い犬のフケは、5歳になる前に出始めたならアレルギーが原因の可能性が高いとされています。アレルギーの皮膚では、フケと一緒にかゆみが出やすくなります。
犬がかゆがる原因で多いのは、寄生虫と皮膚の感染とアレルギーです。皮膚の感染では、毛が抜ける・フケが出る・においがする・汁が出るといった変化が一緒に起きます。
かゆみが強いフケは、アレルギーのほかにノミや疥癬などのダニも疑われます。オイルで様子を見るより先に、原因を調べてもらう状態です。
4〜10歳の皮膚の乾燥は甲状腺の病気のことがある
甲状腺の働きが落ちる甲状腺機能低下症は、4〜10歳の犬に多い病気です。皮膚と毛の変化がよく出ます。
| 甲状腺機能低下症で出る皮膚と毛の変化 |
|---|
| 皮膚が乾燥する |
| 毛がたくさん抜ける |
| 抜けた毛が生えそろうのが遅い |
| 毛が薄くなる(左右同じ形で抜けることが多い) |
| こすれる場所の皮膚が黒ずむ |
皮膚の乾燥や毛が薄くなる変化は、年のせいに見えやすい変化です。4〜10歳で乾燥と抜け毛が一緒に進むときは、食事にオイルを足す前に甲状腺の病気がないかを確かめます。
中高齢で毛が抜けるのはクッシング症候群のことがある
クッシング症候群は、体の中でホルモンが出すぎる病気で、中年から高齢の犬に多い病気です。皮膚が薄くなったり毛が抜けたりします。
皮膚のほかにも、飼い主が気づける変化がいくつも出ます。毛が抜ける変化と一緒に次のような様子があれば、クッシング症候群を疑う手がかりになります。
| クッシング症候群でよく見られる様子 |
|---|
| 水をたくさん飲んで尿の量が増える |
| 食欲が増える |
| お腹がふくれて見える |
| 暑さに弱くなり、よくハアハアと息をする |
| 元気がなく、筋力が落ちる |
| 皮膚が薄くなる・あざができやすい |
背中に動くフケはツメダニ
背中のフケをよく見ると動いているように見えることがあります。動いているのはフケではなくツメダニというダニで、「歩くフケ」とも呼ばれます。
ツメダニでは背中にフケが出るのが典型です。強くかゆがることが多い一方で、まったくかゆがらない犬もいます。症状が出ていない犬もダニを持っていて、ほかのペットにうつすことがあります。
ツメダニはほかのペットがいる家でうつりやすく、人にもうつります。背中のフケが動いて見えたら、オイルではなくダニの治療が必要です。
動物病院で診てもらう目安
- 抜け毛が1〜2日以上続く
- 強いかゆみが続く
- 皮膚に赤い斑点が出る
- オメガ3を2か月続けても変わらない
- シニア犬は年2回健康診断を受ける
皮膚と毛の変化の中には、家で様子を見ずに動物病院で診てもらう方がよいものがあります。目安は、抜け毛・強いかゆみ・皮膚の赤い斑点が1〜2日より長く続くときです。
| 皮膚と毛の変化 | 診てもらう目安 |
|---|---|
| 毛が抜ける | 1〜2日より長く続く |
| 強くかゆがる | 1〜2日より長く続く |
| 皮膚に赤い斑点が出る | 1〜2日より長く続く |
| オメガ3を足しても変わらない | 2か月たっても変わらない |
抜け毛が1〜2日以上続く
抜け毛は、犬が体調を崩しているときに出る変化の1つです。季節の毛の生えかわりとは別に、毛が抜ける状態が1〜2日より長く続くときは診てもらう目安になります。
左右同じ形で毛が薄くなる・抜けた毛が生えそろわないといった変化は、ホルモンの病気でも出ます。フケや乾燥と一緒に抜け毛が進むときは、オイルを足す前に原因を調べてもらいます。
強いかゆみが続く
体をかく・なめる・かじるといった様子が目立ち、かゆみが強い状態が1〜2日より長く続くときも診てもらう目安です。かゆみの原因で多いのは、寄生虫と皮膚の感染とアレルギーです。
オメガ3はかゆみのある皮膚を軽くすることがありますが、効果が出るまで時間がかかります。急にかゆみが強くなったときを抑える役には向きません。
皮膚に赤い斑点が出る
皮膚に赤い斑点が出て1〜2日より長く続くときも診てもらう目安です。皮膚の病気は、かゆみ・フケ・赤み・皮膚が厚くなる・においなどがいくつか組み合わさって出ます。
赤みのある皮膚を治すには、動物病院で原因を見つけてもらう必要があります。感染が起きていれば感染の治療も要ります。赤みを家のオイルだけで治そうとするのは遠回りです。
オメガ3を2か月続けても変わらない
オメガ3は、効果が出るまで2か月ほどかかることがあります。足し始めて数日から数週間で変わらなくても、すぐにやめる必要はありません。
一方で2か月続けても毛艶・フケ・乾燥が変わらないときは、区切りにして診てもらいます。サプリを足す前に別の病気がないかを確かめるのが本来の順番なので、病気が隠れていないかを調べてもらう時期です。
シニア犬は年2回健康診断を受ける
7〜8歳を過ぎたシニア犬は、年に2回以上の動物病院での健康診断がすすめられています。年をとった犬は病気になりやすいためです。
甲状腺の病気やクッシング症候群は、中年から高齢の犬に多い病気です。健康診断のときに皮膚と毛の様子も一緒に診てもらうと、フケや毛艶の変化が病気から来ていないかを確かめられます。


