ネット検索してもなかなか探せない ペットの悩みQ&A【DOQAT】

かわいい犬のイラストはAIで簡単に描ける

この記事でお伝えする内容
  • 犬のイラストはAIで描ける
  • 犬のイラストを描けるAI
  • プロンプトの書き方
目次

かわいい犬のイラストがAIで簡単に描ける理由

  • 絵の技術がいらない
  • 日本語で書ける
  • 無料で始められる
  • 気に入らなければ会話で直せる
  • かわいさの種類を言葉で選べる

犬のイラストは、絵が描けない人でもAIなら描けます。理由は5つで、どれも「文を書く」以上のことを求められないからです。

絵の技術がいらない

AIに絵を描かせるのに、ペンもタブレットも要りません。欲しい絵を文で書くだけです。7つのAIはどれも「文から画像を作る」のが基本の機能で、線の引き方も色の塗り方も人は触りません。

たとえば次の1文を打つだけです。

「柴犬が右を向いて走っている。線が太くて色数の少ないフラットなイラスト。背景はクリーム色で、犬の後ろに動きを表す短い線を3本」

出てくるのは、耳が立って口を開けた柴犬が右へ駆けている絵です。走っている犬の脚の形も巻いた尻尾も耳の内側の色もAIが決めます。人が決めたのは犬種・向き・動き・絵柄・背景の5つだけで、5つとも絵の技術ではなく言葉です。

人に頼む場合と比べると差がはっきりします。イラストレーターに依頼すると打ち合わせ・ラフ・修正・納品で日数がかかり、修正のたびにやり取りが要ります。AIは打った文がそのままプロンプトで、書き直せば絵も変わるので下書きのやり取りがありません。

日本語で書ける

英語の指示が要るのは一部のAIだけです。ChatGPT・Gemini・Adobe Fireflyは画面もプロンプトも日本語で、Fireflyは公式ヘルプのプロンプトの例文が「窓辺に座って、街並みを眺めているふわふわの猫」と日本語で書かれています。

スクロールできます
AI日本語で使えるか公式の記載
ChatGPT画面もプロンプトも日本語料金ページ・利用規約とも日本語で提供
Gemini画面もプロンプトも日本語日本語のヘルプと画面。「一部のバージョンの Gemini アプリではそのバージョンがサポートする言語と国に限定」
Adobe Firefly画面もプロンプトも日本語公式ヘルプの例文が日本語(「窓辺に座って、街並みを眺めているふわふわの猫」)
Midjourney画面は英語。会話モードは日本語で指示できる「You can even use Conversational mode in other languages!」
Ideogram画面は英語。日本語のプロンプトを自動で英訳する機能があるMagic Promptが指示を英語に翻訳。文字を入れるときは英語が確実
Leonardo.Ai画面は英語「Leonardo’s interface and functionalities are optimized for English」
Stable Diffusion(Draw Things)アプリの画面は日本語App Storeの対応言語に日本語。プロンプトの言語は使うモデルで変わる
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)

英語のAIでも「shiba inu running to the right, flat illustration」のように単語を並べれば通りますが、直すときの細かい注文は日本語のほうが楽です。初めて使うなら、日本語で書けるChatGPT・Gemini・Fireflyのどれかから始めれば英語の壁はありません。

無料で始められる

7つのうち6つに無料枠があります。無料の条件は公式ページにそれぞれ書かれていて、回数の数字を出しているのはLeonardo.Aiだけです。

スクロールできます
AI無料枠無料の条件(公式の記載)
ChatGPTあり「無料版 ¥0 / 月」「画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり」。回数は非公開
Geminiあり「¥0 JPY / 月」。1日の使用量に上限があり、ダウンロードは1K解像度(有料は2K)
Adobe Fireflyあり「プランに加入しなくても、画像、動画、オーディオの毎日無料で生成できます」「生成上限は毎日リセット」
Leonardo.Aiあり「FREE $0 /month」「Fast Tokens 150 / day」。無料で描いた絵は公開扱い
Ideogramあり週ごとにクレジットが配られる。無料で描いた絵は公開扱いで、AI編集は無料枠の対象外
Stable Diffusion(Draw Things)ありApp Store「無料」。自分のMacで動くので回数制限がない
Midjourneyなし「No free trial is currently available in Discord or the midjourney.com website」。Basic $10/月から
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)

無料には条件があります。ChatGPTとGeminiは回数の上限に当たると待たされ、Geminiの無料は小さいサイズでしか保存できません。Leonardo.AiとIdeogramは無料で描いた絵が公開され、他の人の目に触れます。自分の犬の絵を人に見られたくないなら、無料枠のある中でもChatGPT・Gemini・Firefly・Stable Diffusionです。

まず無料で描いてみて、回数が足りなくなってから月額を払う順番で済みます。

気に入らなければ会話で直せる

1回目で完璧な絵は出ません。素材サイトなら別の絵を探し直しますが、AIは出た絵に「口を閉じて」「背景を公園にして」と続けて言えば直ります

スクロールできます
AI直し方公式の記載
ChatGPT出た絵に続けて文で指示「To edit an image, select an image generated by ChatGPT Images or upload an existing image, then describe the change you want.」
Gemini出た絵に続けて文で指示「画像をアップロードして、Gemini に編集をリクエストすることもできます」
Midjourney文で指示して作り直すEdit Model「Make changes to an existing image using written instructions.」参照画像は4枚まで
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)

直しの実例です。ChatGPTで出した写実の柴犬が公園を歩く絵と、同じ場面を水彩のイラストにした絵を並べると、犬の顔・向き・舌の出し方・尻尾の巻きが保たれたまま絵柄だけが変わっています。Geminiで桜の公園に座る柴犬を写実からイラストにした絵は、ベンチの人・リード・池の構図が保たれて犬の顔が少し変わっています。

直しは何回でもできます。犬の向きだけ、色だけ、背景だけと1か所ずつ変えていくとどこを変えたら崩れたかが分かるので、欲しい絵に早く近づきます。一度に3か所変えると、何が原因で別の犬になったか分からなくなります。

かわいさの種類を言葉で選べる

「かわいい」には種類があり、AIは画風の名前を書けば同じ柴犬を別の絵柄で描き分けます。指示に入れる言葉と向く用途はこうなります。

スクロールできます
絵柄指示に入れる言葉向く用途
フラット線が太い、色数が少ない、影がない、アイコン風アプリのアイコン、SNSのプロフィール、ブログの飾り
水彩水彩、にじみ、淡い色、紙の質感記事の挿絵、季節の絵、絵本風
写実写真のような、毛並みが見える、背景をぼかすSNSの投稿、記事のアイキャッチ
線画白黒、線だけ、塗り絵風塗り絵、スタンプの下絵、印刷物
3D風立体的、CGのような、つるっとした質感アプリの画面、ゲーム風の絵
プロンプトの言葉は日本語の例。英語のAIには同じ意味の英単語を並べる

走る柴犬をフラットで出せば太い線の絵になり、同じ指示の絵柄を水彩に替えれば紙ににじんだ絵になります。描き直す手間はなく、絵柄の言葉を替えるだけです。用途ごとに1枚ずつ、同じ犬で絵柄だけ違う絵をそろえられます。

かわいい犬のイラストを描けるAIは7つある

  • ChatGPT
  • Gemini
  • Midjourney
  • Adobe Firefly
  • Stable Diffusion
  • Leonardo.Ai
  • Ideogram

文を打てば犬のイラストが出てくるAIは7つあります。7つとも同じ7項目(会社・無料か有料か・使う場所・写真を渡せるか・同じ犬を別のポーズで描けるか・描いた絵の権利・出力の大きさ)で比べます。

ChatGPT

OpenAIの対話AIで、会話の中で画像を作ります。日本語で話しかけて描かせて、続けて直せます

項目内容
会社OpenAI
無料か有料か無料版あり(画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり)。Go 1,400円/Plus 3,000円/Pro 16,800円(月)
使う場所ブラウザとスマホアプリ。画面も規約も日本語
写真を渡せるか渡せる。「upload an existing image and describe the changes you want ChatGPT to make」
同じ犬を別のポーズで専用の機能名はなし。参照画像を付けてプロンプトを書く
描いた絵の権利「お客様は…アウトプットを所有します」(利用規約2026年1月1日発効)。無料と有料で区別なし
出力の大きさ縦横比は自由。手元の作例は1672×941
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、初めてAIで絵を描く人と、ブログやSNSに載せる1枚を会話で詰めたい人です。作例では写実の柴犬を水彩に変えても顔が変わりませんでした。

Gemini

Googleの対話AIで、画像はNano Bananaと呼ばれるモデルが描きます。Googleアカウントがあれば無料で始められ、写真を何枚も渡して1枚に合成できます

項目内容
会社Google
無料か有料か無料(¥0)あり。1日の使用量に上限。Google AI Plus 725円/Pro 2,900円/Ultra 14,500円(月)
使う場所ブラウザとスマホアプリ。画面もヘルプも日本語
写真を渡せるか渡せる。「画像をアップロードして、Gemini に編集をリクエストすることもできます」。複数枚から1枚を作れる
同じ犬を別のポーズで専用の機能名はなし。複数の画像を元に新しい画像を作る機能で代用
描いた絵の権利「Google がそのコンテンツに対する所有権を主張することはありません」。商用利用の明文はなし
出力の大きさ無料は1K解像度、有料プランは2Kでダウンロード。手元の作例は1024×572
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、無料で数を試したい人と、手持ちの写真を組み合わせて1枚にしたい人です。公式は「目に見えないSynthID透かしと、目に見える透かしを使用します」としていますが、無料プランで出した手元の2枚に見える透かしはありませんでした。

Midjourney

Midjourneyは画像生成専用のサービスで、絵の質と画風の幅で知られています。無料がなく月10ドルからで、画面は英語です。

項目内容
会社Midjourney, Inc.
無料か有料か無料なし。「No free trial is currently available in Discord or the midjourney.com website」。Basic $10/Standard $30/Pro $60/Mega $120(月)
使う場所ブラウザ(midjourney.com)とDiscord。画面は英語。会話モードは日本語で指示できる
写真を渡せるか渡せる。Edit Modelで参照画像を4枚まで
同じ犬を別のポーズであり。Edit Model(旧Character Reference・Omni Reference)。動物への対応は公式に明記なし
描いた絵の権利「You own all Assets You create with the Services」。年商100万ドル超の企業はPro以上が必要
出力の大きさHDは2048×2048、SDは1024×1024(1:1のとき)。手元の作例は1232×928と1376×864
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、絵柄で遊びたい人と、同じ犬を何枚も描いてキャラクターにしたい人です。作例ではフラットな絵と写実で別の犬になったので、同じ犬にしたいときはEdit Modelで参照を渡す必要があります。

Adobe Firefly

Adobeの画像生成AIです。学習に使った素材が権利処理済みで、商用利用に安全だと公式が言っているのが他と違います。

項目内容
会社Adobe
無料か有料か無料あり(毎日の生成枠が毎日リセット)。Standard 1,580円/Pro 3,180円/Pro Plus 4,617円(通常6,600円)/Premium 22,162円(通常31,680円)(月・税込)
使う場所ブラウザ(firefly.adobe.com)。画面もヘルプも日本語で、プロンプトの例文が日本語
写真を渡せるか渡せる。「参照」で画像をアップロードし、強度スライダーでどれくらい忠実に従うかを決める
同じ犬を別のポーズで個人向けの専用機能名はなし。構図参照とスタイル参照で近づける
描いた絵の権利「Firefly で生成された出力を商用プロジェクトで使用できます」。学習データは「Adobe Stock などのライセンス済みのコンテンツ」とパブリックドメイン
出力の大きさ上限は公式ページから取れず。Content Credentials(来歴情報)が自動で付く
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、仕事や商品に使う絵で権利の心配をしたくない人です。日本語の例文が公式にあるので、指示の書き方で迷いません。

Stable Diffusion

自分のパソコンに入れて動かす画像生成AIです。MacならDraw ThingsDiffusionBeeというアプリを入れれば、無料で回数制限なく描けます。インターネットに絵も指示も出ません。

項目内容
会社Draw Things, Inc.(Draw Things)/個人開発(DiffusionBee)
無料か有料かDraw ThingsはApp Storeで無料(Draw Things+ 1,500円は任意)。DiffusionBeeは無料
使う場所自分のMac。Draw ThingsはmacOS 12.4以降、DiffusionBeeはmacOS 13.1以降でApple Silicon推奨。画面はDraw Thingsが日本語対応
写真を渡せるか渡せる。image-to-image、ControlNet、inpainting
同じ犬を別のポーズであり。自分の犬の写真でLoRAを学習させる(Draw Things「Train LoRAs locally」、DiffusionBee「Train Models」)
描いた絵の権利アプリではなく使うモデルのライセンス次第。DiffusionBeeは「CreativeML Open RAIL-M license」に従えば自由
出力の大きさ上限は公式記載なし。Macの性能で決まる
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、枚数を気にせず描きたい人と、絵を外に出したくない人です。入れる手間と、モデルを選ぶ知識が要るので、初めての1本には向きません。

Leonardo.Ai

Leonardo.Aiは画像生成専用のサービスで、同じキャラクターを別のポーズで描くCharacter Referenceという機能があります。画面は英語です。

項目内容
会社Leonardo.Ai
無料か有料か無料あり(「Fast Tokens 150 / day」)。Essential $12/Premium $30/Ultimate $60(月)
使う場所ブラウザとアプリ。「interface and functionalities are optimized for English」
写真を渡せるか渡せる。Content Reference(内容を参照)とStyle Reference(画風を参照)
同じ犬を別のポーズであり。Character Reference。参照画像は1枚で、一部のモデルでは使えない。動物への対応は公式に明記なし
描いた絵の権利無料で描いた絵は公開され、Leonardoが使う権利を持ち続ける。有料の非公開生成は「users retain full ownership, copyright, and all other intellectual property rights」
出力の大きさ公式記載なし
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、自分の犬をキャラクターにして何枚も描きたい人です。無料で描くと絵が公開されるので、自分の犬の絵を出したくないなら有料プランからです。

Ideogram

Ideogramは画像生成専用のサービスで、絵の中に文字を入れるのが得意です。犬の絵に名前や日付を入れたいときに向きます。画面は英語です。

項目内容
会社Ideogram, Inc.
無料か有料か無料あり(週ごとのクレジット、量は変動)。Plus $20/Pro $60(月)。年払いは$15/$42相当
使う場所ブラウザとiOSアプリ。画面は英語。Magic Promptが日本語のプロンプトを英語に翻訳する
写真を渡せるか渡せる。Image Reference。無料枠ではAI編集と画像参照は使えない
同じ犬を別のポーズであり。Character。「Ideogram Character is free to use」。動物への対応は公式に明記なし
描いた絵の権利「we do not restrict your ability to use User Output for your own purposes (including for commercial purposes)」。無料で描いた絵は公開扱い
出力の大きさ公式ページから取れず
公式サイトの記載(2026年9月確認)

向いているのは、犬の絵に文字を入れたい人です。文字を入れるときは英語で指示するほうが崩れません。Leonardoと同じく無料の絵は公開されます。

柴犬をChatGPTとMidjourneyとGeminiで描いた

  • ChatGPTは写実からイラストにしても顔が変わらない
  • Midjourneyはフラットな絵と写実で別の犬になる
  • Geminiは構図を保つが顔が少し変わる

同じ柴犬をChatGPT・Midjourney・Geminiで2枚ずつ描きました。3社とも「写実」と「イラスト」の2枚で、見るのは絵柄を変えたときに犬がどこまで同じ犬のままかです。

ChatGPTは写実からイラストにしても顔が変わらない

ChatGPTで描いた公園を歩く柴犬(写実)
ChatGPT 写実。公園の小道を歩く柴犬(1672×941)
ChatGPTで描いた公園を歩く柴犬(水彩イラスト)
ChatGPT 水彩イラスト。同じ場面を絵柄だけ変えた(1672×941)

1枚目は木漏れ日の公園を歩く写実の柴犬、2枚目は同じ場面の水彩イラストです。顔の向き・口の開き・舌の出し方・尻尾の巻き・前脚の出し方が2枚で同じです。背景の小道と池と木も残っています。

変わったのは背景の細部で、イラスト側には花壇・石の縁・遠くのビル・橋が足されています。犬は保って背景は描き足すのがChatGPTの出方です。出力は3社でいちばん大きい1672×941でした。

同じ犬のまま絵柄だけ変えたい、という使い方にいちばん合っていました。ブログの挿絵で「写実の写真風」と「やわらかいイラスト」を同じ犬で使い分けられます。

Midjourneyはフラットな絵と写実で別の犬になる

Midjourneyで描いた走る柴犬(フラットイラスト)
Midjourney フラットイラスト。右へ走る柴犬(1232×928)
Midjourneyで描いた街を歩く柴犬(写実)
Midjourney 写実。街を歩く柴犬(1376×864)

1枚目は太い線と少ない色数で描いたフラットな走る柴犬、2枚目は商店街を歩く写実の柴犬です。どちらも柴犬として完成度が高く、フラットはそのままアイコンに、写実はそのままアイキャッチに使える仕上がりです。

ただし2枚は別の犬です。フラットは目が丸く口角が上がった子犬顔、写実は面長で落ち着いた成犬顔で、毛色の白い部分の入り方も違います。絵柄ごとに描き直すと同じ犬にはならないので、同じ犬で何枚も欲しいときはEdit Modelで最初の絵を参照させる手順が要ります。

絵柄で遊ぶ、1枚ごとに最高の絵を出す、という使い方に向いています。

Geminiは構図を保つが顔が少し変わる

Geminiで描いた桜の公園に座る柴犬(写実)
Gemini 写実。桜の公園に座る柴犬(1024×572)
Geminiで描いた桜の公園に座る柴犬(イラスト)
Gemini イラスト。同じ場面を絵柄だけ変えた(1024×572)

1枚目は桜の公園でリードにつながれて座る写実の柴犬、2枚目は同じ場面のイラストです。ベンチに座る人・手に持ったリード・青いハーネス・池・桜並木の構図は2枚でそろっています。座る向きと舌を出した口も同じです。

顔は少し変わりました。写実は目が細めで口元が引き締まり、イラストは目が大きく丸く口角が上がった顔になっています。場面は保つが犬の顔は絵柄に引きずられるのがGeminiの出方でした。

出力は1024×572で、無料プランは1K解像度までという公式の記載どおりです。無料で場面を組み立てる使い方に向いていて、顔をぴったり合わせたいときはChatGPTのほうが近くなりました。

AI絵柄を変えたときの犬構図出力の大きさ
ChatGPT顔・向き・舌・尻尾が同じ保つ。背景の細部は足される1672×941
Midjourney別の犬になる絵柄ごとに別の場面1232×928/1376×864
Gemini顔が少し変わる保つ。人・リード・池・桜が同じ1024×572(無料は1K)
手元で描いた6枚の比較(2026年9月)。Geminiは無料プラン

かわいい犬のイラストを描かせるプロンプトのコツ

  • 犬種と向きと動きを書く
  • 画風は絵の種類の名前で書く
  • 背景と色は1つずつ書く

プロンプトはAIに渡す指示の文です。書き方の基本は7つのAIで同じで、犬・絵柄・背景の3つを分けて1つずつ具体的に書くだけです。「かわいい犬」と書いても、AIには何がかわいいのか伝わりません。

犬種と向きと動きを書く

最初に書くのは犬そのものです。犬種・向き・動きの3つを入れると、出てくる犬が決まります。「犬」だけだとAIが犬種を選び、毎回違う犬が出ます。

書くこと書き方の例書かないとどうなるか
犬種柴犬、トイプードル、ゴールデンレトリバー、黒柴、白い豆柴AIが犬種を選ぶ。毎回違う犬になる
向き右を向いて、正面を向いて、こちらを見て、横向きでAIが向きを選ぶ
動き走っている、座っている、伏せている、おすわりして舌を出しているAIが動きを選ぶ
年齢と体つき子犬、成犬、ふっくらした、細身のAIが体つきを選ぶ
表情口を開けて笑っている、口を閉じて、目を細めてAIが表情を選ぶ
書き方は日本語の例

走る柴犬の作例を言葉にすると「柴犬が右を向いて走っている」です。犬種は「柴犬」、向きは「右」、動きは「走っている」。3つが入っているとAIが迷う余地がなくなります。

順番は犬種→向き→動きです。「走っている右向きの柴犬」でも通りますが、主語を先に書くほうがAIは取り違えません。犬を2頭にしたいときは「柴犬とトイプードルが並んで座っている」と、頭数と関係まで書きます。

画風は絵の種類の名前で書く

「かわいく」「おしゃれに」は画風の指示になりません。AIが分かるのは絵の種類の名前です。名前を1つ書けば、同じ柴犬でも絵柄が丸ごと変わります。

絵の種類日本語で書く英語で書く(Midjourney・Leonardo・Ideogram向け)
フラットイラスト線が太いフラットなイラスト、色数が少ない、影がないflat illustration, bold outlines, limited colors, no shading
水彩水彩画、にじみがある、淡い色、紙の質感watercolor painting, soft edges, pastel colors, paper texture
写実写真のようにリアル、毛並みが見える、背景をぼかすphotorealistic, detailed fur, shallow depth of field
線画白黒の線画、塗り絵風、線だけblack and white line art, coloring book style
絵本風絵本の挿絵のような、やわらかい線、手描き風children’s book illustration, soft lines, hand-drawn
3D風3DCGのような、立体的、つるっとした質感3D render, smooth, clay style
ドット絵ドット絵、ピクセルアートpixel art, 8-bit
画風の名前は日本語でも英語でも同じ意味の語を使う

Midjourneyのフラットな走る柴犬は「線が太い・色数が少ない・影がない」の3つが全部入った絵で、ChatGPTの水彩は「にじみ・淡い色」が出ています。画風の名前に線・色数・影の3つを足すと、同じ「フラット」でも狙った絵柄に寄ります。

画風は1つだけ書きます。「水彩で写実的に」のように2つ混ぜると、どちらでもない絵になります。混ぜたいときは「水彩画、ただし顔は写実に近く」と、どちらを主にするかを書きます。

背景と色は1つずつ書く

犬と画風が決まったら、最後に背景と色です。背景は場所を1つ、色は主役の色を1つ書きます。書かないと、AIが背景を自由に描いて犬より目立つことがあります。

書くこと書き方の例向く用途
背景なし背景は白、背景は単色のクリーム色、背景なしアイコン、切り抜いて使う絵、商品画像
場所公園の小道、桜並木、商店街、部屋のソファの上挿絵、SNSの投稿
時間と光朝の光、夕焼け、木漏れ日雰囲気を付けたい絵
主役の色犬は赤茶色、首輪は青、背景はクリーム色ブログの配色に合わせる
飾り犬の後ろに動きを表す短い線、足元に桜の花びらフラットな絵の仕上げ
背景と色は1項目につき1つ

走る柴犬の作例は背景がクリーム色一色で、犬の後ろに動きを表す短い線があるだけなので犬だけが目立ちます。ChatGPTとGeminiの公園の作例は場所が入った絵で、背景が絵の半分を占めます。アイコンなら背景なし、挿絵なら場所を書くと用途に合った絵になります。

全部をつなげると、次の1文になります。

「柴犬が右を向いて走っている。線が太くて色数の少ないフラットなイラスト。背景はクリーム色で、犬の後ろに動きを表す短い線を3本」

犬(柴犬・右向き・走る)、画風(フラット・太い線・少ない色数)、背景(クリーム色・動きの線)の3つが1つずつ入っています。長く書く必要はなく、3つの要素が抜けていないかだけを見ます。

描いた犬のイラストが気に入らないときの直し方

  • ChatGPTとGeminiは会話で直す
  • Midjourneyはプロンプトを足して作り直す
  • 直らないときは元の絵を参照させる

1回目の絵で決まることはほとんどありません。直し方はAIによって2通りで、出た絵に続けて話しかけて直すAIと、プロンプトを書き足して作り直すAIがあります。どちらも、1回に直すのは1か所です。

ChatGPTとGeminiは会話で直す

ChatGPTとGeminiは対話が基本なので、出た絵に「口を閉じて」「背景を公園にして」と続けて言えば、出た絵を元に直した絵が出ます。最初の指示を全部打ち直す必要はありません。

AI公式の記載
ChatGPT「To edit an image, select an image generated by ChatGPT Images or upload an existing image, then describe the change you want.」(生成した絵か手持ちの画像を選んで、変えたい点を説明する)
Gemini「画像をアップロードして、Gemini に編集をリクエストすることもできます」
各社公式ヘルプの記載(2026年9月確認)

直しの言い方は「どこを」「どう」の2語で足ります。

気に入らない点言い方
口が開きすぎている口を閉じて。他は変えない
犬が小さい犬をもっと大きく、画面の真ん中に
背景がうるさい背景を単色のクリーム色にして
顔が違う犬になった顔は1枚目のままで、ポーズだけ変えて
絵柄が思ったより硬い線をやわらかく、水彩のように
色が暗い全体を明るく、犬の毛色は赤茶色のまま
「他は変えない」を付けると、頼んでいない所まで変わるのを減らせる

ChatGPTの作例は、写実の柴犬を水彩に変えたときに顔・向き・舌・尻尾が保たれました。Geminiは構図を保ちながら顔が少し変わったので、Geminiで顔を保ちたいときは「顔は変えずに絵柄だけ変えて」と、変えない所を先に言うのが手です。

Midjourneyはプロンプトを足して作り直す

Midjourneyは出た絵に話しかけて直す作りではなく、プロンプトに言葉を足して、もう一度作るのが基本です。1回で4枚出るので、近い1枚を選んで、足りない言葉を足して作り直します。

やること中身
1回目「shiba inu running to the right, flat illustration, bold outlines」で4枚出す
近い1枚を選ぶ4枚のうち向きと絵柄が合っている1枚を選ぶ
言葉を足す「limited colors, no shading, cream background」のように、足りない要素を追加して作り直す
縦横比を変える文末に「–ar 16:9」のように縦横比の記号を付ける
部分を直すEdit Modelで、出た絵の一部だけを文で指示して変える(「Make changes to an existing image using written instructions」)
Midjourney公式ドキュメントの記載(2026年9月確認)

作り直しのたびに別の犬が出るのがMidjourneyの弱点で、作例でもフラットと写実で別の犬になりました。気に入った犬が出たら、気に入った絵を参照に使うのが次の手です。会話モードなら日本語で「もっと線を太く」と言い足すこともできます。

直らないときは元の絵を参照させる

言葉で直しても顔が毎回変わるときは、気に入った絵を参照画像として渡し、「この犬で」と描かせます。犬の見た目を言葉ではなく絵で伝える方法で、7つのAIに参照の機能があります。

スクロールできます
AI参照の機能公式の記載
MidjourneyEdit Model(旧Omni Reference・Character Reference)「put characters, objects, vehicles, or non-human creatures from a reference image into your Midjourney creations」。参照は4枚まで
Leonardo.AiCharacter Reference「generates an image while referencing the likeness of a subject in the reference image」。参照は1枚
IdeogramCharacter「Upload a photo and generate your character in any pose, outfit, or scene」。無料でも使える
Adobe Firefly構図参照・スタイル参照「強度スライダーを調整して、参照画像にどれくらい忠実に従うかを制御します」
ChatGPT画像をアップして指示「If an upload option is available, you can add a reference image.」
Gemini複数の画像を元に生成「Upload multiple images and ask Gemini to create a new image based on your uploaded images.」
Stable DiffusionLoRA学習・image-to-imageDraw Things「Train LoRAs locally」。自分の犬の写真で学習させる
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)。犬など動物への対応を明記しているAIはない

参照を使うときの順番は、1枚目で顔を決める→2枚目から参照を付けてポーズと背景だけ変えるです。1枚目を作り込まずに参照に使うと、気に入らない顔のまま何枚も増えます。

注意点が1つあります。参照の機能はどれも人物や物を想定して作られていて、犬に効くと公式に書いているAIは1つもありません。犬で使うと、毛色や耳の形が変わることがあります。変わったら「耳は立ち耳のまま」「毛色は赤茶色のまま」と、変わった点を言葉で押さえます。

自分の犬の写真をアップして描かせる

  • 写真を付けて画風だけ指示する
  • 顔が変わるAIと変わらないAI
  • 写真の背景に写った物も絵に入る

文だけで描くと、出てくるのは一般の柴犬です。自分の犬を描かせるには、写真を付けてプロンプトを書きます。7つのAIはどれも写真を受け取れますが、顔の残り方と写真の扱いが違います。

写真を付けて画風だけ指示する

やり方は、写真を1枚アップして「この写真の犬を、線が太いフラットなイラストにして」と書くだけです。犬種・毛色・顔は写真が伝えるので、プロンプトに書くのは画風と背景だけで足ります。

AI写真の渡し方公式の記載
ChatGPT会話に写真を添付して変えたい点を書く「upload an existing image and describe the changes you want ChatGPT to make」
Gemini会話に写真を添付して編集を頼む。複数枚も可「画像をアップロードして、Gemini に編集をリクエストすることもできます」
MidjourneyEdit Modelで参照画像として渡す(4枚まで)「Generate new images using up to 4 reference images」
Adobe Firefly「参照」に写真をアップし、強度スライダーで忠実度を決める「強度スライダーを調整して、参照画像にどれくらい忠実に従うかを制御します」
Stable Diffusion(Draw Things)image-to-imageで写真を元に生成「text-to-image, image-to-image」「full ControlNet support」
Leonardo.AiContent ReferenceかCharacter Referenceに写真を置く「generates an image while referencing the likeness of a subject in the reference image」
IdeogramCharacterに写真をアップ「Upload a photo and generate your character in any pose, outfit, or scene」
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)

写真は顔が正面か斜め前を向いて、目と耳の形がはっきり写っている1枚が向きます。伏せて目を閉じた写真や、遠くに小さく写った写真からは顔の特徴が拾えません。毛色が分かるように、日中の明るい写真が確実です。

プロンプトには「犬の顔と毛色は写真のまま」と1行入れます。画風の指定だけだと、AIが絵柄に合わせて顔まで描き直します。

顔が変わるAIと変わらないAI

写真を付けても、出てきた絵が別の犬に見えることがあります。目の大きさ・口元・白い毛の入り方が絵柄に引きずられるためで、AIによって残り方が違います。

手元の作例(AIが出した写実の絵をイラストにしたもの)では、ChatGPTは写実の柴犬を水彩にしても顔の向き・目・口・舌・尻尾が保たれました。Geminiは構図と体の向きを保ちながら、目が大きく丸くなって別の顔に寄りました。Midjourneyは絵柄ごとに描き直すと別の犬になり、参照を渡す手順が要りました。

AI写真の犬を保つ方法手元の作例
ChatGPT写真を添付して「顔は写真のまま」と書く顔・向き・舌・尻尾が保たれた
Gemini写真を添付して「顔は変えずに」と書く構図は保たれ、顔が少し変わった
MidjourneyEdit Modelで写真を参照に指定参照なしでは別の犬になった
Adobe Firefly参照の強度スライダーを上げる作例なし
Stable Diffusion写真でLoRAを学習させる作例なし
Leonardo.AiCharacter Reference(参照1枚)作例なし
IdeogramCharacter作例なし
作例は写真ではなく、AIが出した写実の絵をイラストにしたもの。参照の機能が犬に効くと公式に明記しているAIはない

顔が変わったときの直し方は3つです。「顔は1枚目のまま」と変えない所を先に書く、参照の強度を上げる(Firefly)、気に入った絵が1枚できたら、以後は出来のいい絵を参照にして描く。写真から毎回描かせるより、出来のいい絵を親にするほうが顔が揃います。

写真の背景に写った物も絵に入る

AIは写真に写っているものを全部見ます。部屋の家具、床の物、迷子札の文字、家族の顔が写っていれば絵にも入ります。犬だけ描いてほしいときは、アップする前に写真を犬の周りで切り抜きます。

切り抜く理由はもう1つあります。写真はAIの会社のサーバーに送られます。住所が読める迷子札や家の中が写った写真は、絵にする必要がありません。

AI写真の扱い(公式の記載)
ChatGPT「当社モデルの学習にお客様の本コンテンツを使用することを望まない場合、この記事の手順に従って使用停止を要求できます」(学習利用を止められる)
Stable Diffusion(DiffusionBee)「Your prompts, models and generated images never leave your device.」(写真も絵も自分のMacから出ない)
Stable Diffusion(Draw Things)「runs offline on all devices to protect your privacy」
Leonardo.Ai無料プランで描いた絵は公開され、Leonardoが使い続ける権利を持つ。非公開は有料プラン
Ideogram「By default, all images on Ideogram are published」。非公開はPlus・Pro
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)。Gemini・Midjourney・Fireflyは写真の扱いの記載を確認できず

自分の犬の絵を人に見られたくないなら、無料で描いた絵が公開されるLeonardo.AiとIdeogramは避けて、ChatGPT・Gemini・Firefly・Stable Diffusionから選びます。写真を一切外に出したくないなら、Macの中だけで動くStable Diffusionです。

無料で描けるAIと月額がかかるAI

  • 無料で回数制限があるAIは5つ
  • Midjourneyは無料がなく月10ドルから
  • Stable Diffusionは無料で回数制限がない

7つのAIは料金で3つに分かれます。無料だが回数に上限があるもの、無料がないもの、無料で上限もないものです。月額は公式の料金ページの数字で、日本円のないものは米ドルのままです。

無料で回数制限があるAIは5つ

ChatGPT・Gemini・Adobe Firefly・Leonardo.Ai・Ideogramの5つは、お金を払わなくても描けて、回数か時間に上限があります。上限の数字を公式に出しているのはLeonardo.Aiだけで、他は「上限あり」とだけ書かれています。

AI無料の上限(公式の記載)上限に当たったら
ChatGPT「画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり」。回数の数字は非公開。「ChatGPT will notify you when you reach an applicable limit」時間をおいて再開するか、Go 1,400円/月以上に上げる
Gemini1日の使用量に上限。数字は非公開。無料は1K解像度でダウンロード翌日まで待つか、Google AI Plus 725円/月以上に上げる
Adobe Firefly「生成上限は毎日リセットされる」。1日の数字は非公開翌日まで待つか、Standard 1,580円/月(2,000クレジット)に上げる
Leonardo.Ai「Fast Tokens 150 / day」。無料の絵は公開される翌日まで待つか、Essential $12/月に上げる
Ideogram週ごとにクレジット(量は変動)。無料の絵は公開され、AI編集は無料の対象外翌週まで待つか、Plus $20/月に上げる
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)

無料で足りるかどうかは1日に何枚描くかで決まります。ChatGPTとGeminiは回数が非公開なので、何枚で止まるかは使ってみないと分かりません。上限に当たっても絵が消えるわけではなく、待てば再開できます。

無料で気をつけるのは回数より公開のほうです。Leonardo.AiとIdeogramは、無料で描いた絵が他の利用者に見える状態で保存されます。自分の犬の絵を出したくないなら、無料で使うのはChatGPT・Gemini・Fireflyの3つです。

Midjourneyは無料がなく月10ドルから

Midjourneyだけは無料で描けません。公式に「No free trial is currently available in Discord or the midjourney.com website」とあり、スマホのniji・journeyアプリに限定のトライアルがあるだけです。

プラン月払い年払い(月あたり)描ける量
Basic$10$96($8)Fast GPU 3.3時間/月(約200分)
Standard$30$288($24)Relaxモードで枚数無制限
Pro$60$576($48)Relaxで枚数無制限。非公開モード(Stealth)あり
Mega$120$1,152($96)Relaxで枚数無制限。非公開モード(Stealth)あり
Midjourney公式「Comparing Midjourney Plans」(2026年9月確認)

Basicの$10は「時間で数える」プランで、1枚ずつの生成時間が積み上がって月200分で止まります。直しを繰り返すならStandardの「Relaxなら枚数無制限」のほうが上限を気にせずに済みます。

料金以外の条件も公式に書かれています。年商100万ドルを超える企業はProかMegaでないと絵を自分のものにできず、個人のブログで使う分にはBasicで問題ありません。

Stable Diffusionは無料で回数制限がない

Stable Diffusionは自分のMacの中で動くので、何枚描いても無料で、上限もありません。払うものがあるとすれば、動かすアプリの有料版だけです。

アプリ料金公式の記載
Draw Things無料(App Store)。Draw Things+ 1,500円/月は任意「Quickly generate images, locally and offline」。macOS 12.4以降
DiffusionBee無料「DiffusionBee runs 100% offline」。macOS 13.1以降、Apple Silicon推奨
各アプリ公式サイト・App Storeの記載(2026年9月確認)

無料の代わりに、手間と時間がかかります。アプリを入れたあと、絵を描くモデルを自分で選んで落とす必要があり、1枚にかかる時間はMacの性能で決まります

向いているのは、毎日何十枚も描く人と、写真を外に出したくない人です。月に数枚なら、無料枠のあるChatGPTかGeminiのほうが早く始められます

AI無料月額の最安日本円
ChatGPTあり(上限)Go 1,400円
Geminiあり(上限)Plus 725円
Adobe Fireflyあり(毎日リセット)Standard 1,580円
Leonardo.Aiあり(150トークン/日)Essential $12米ドル
Ideogramあり(週クレジット)Plus $20米ドル
MidjourneyなしBasic $10米ドル
Stable Diffusionあり(無制限)なし(Draw Things+ 1,500円は任意)
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)。米ドルは為替で変わる

AIで描いた犬のイラストをブログやSNSに載せてよいか

  • ブログとSNSに載せてよいAI
  • LINEスタンプやグッズで売るときの条件
  • 透かしと来歴情報が付くAI

描いた絵を自分のブログやSNSに載せられるかは、各AIの利用規約に書かれています。7つとも「自分のブログに載せる」は問題ありませんが、売る場合と無料プランの扱いに差があります。

ブログとSNSに載せてよいAI

7つのうち6つは、描いた絵の権利が使った人にあると規約に書かれています。Geminiだけは「所有権を主張しない」とあるものの、商用利用の可否は明文がありません。

AI描いた絵の権利(規約の原文)ブログ・SNS
ChatGPT「お客様は…アウトプットを所有します。当社はアウトプットに関する権利、権原、及び利益がある場合、これらすべての権限をお客様に譲渡します」(2026年1月1日発効)載せられる
Gemini「Google がそのコンテンツに対する所有権を主張することはありません」(2026年7月30日発効)。商用利用の明文なし載せられる。売る場合の明文はない
Midjourney「You own all Assets You create with the Services to the fullest extent possible under applicable law」(2026年5月27日版)載せられる
Adobe Firefly「Firefly で生成された出力を商用プロジェクトで使用できます」載せられる
Stable Diffusion(DiffusionBee)「You can freely use the generated images as long as you comply with the CreativeML Open RAIL-M license」載せられる(モデルのライセンスに従う)
Leonardo.Ai有料の非公開生成は「users retain full ownership, copyright, and all other intellectual property rights」。無料は公開されLeonardoも使う権利を持つ載せられる。無料は他の人も同じ絵を使える
Ideogram「we do not restrict your ability to use User Output for your own purposes (including for commercial purposes)」(2024年8月14日改定)載せられる。無料は公開扱い
各社公式の利用規約・ヘルプの記載(2026年9月確認)

7つに共通する禁止事項が1つあります。AIで描いた絵を人が描いたものとして出すことです。ChatGPTは「人が作り出したものではない場合に、アウトプットを人が作り出したものと表示すること」を禁じ、Geminiは「生成 AI のコンテンツを人間が作成したものであると誤解させる行為」を禁じています。「AIで描いた」と書く決まりは7つの規約にはありませんが、手描きだと言わないのが線です。

LINEスタンプやグッズで売るときの条件

ブログに載せるのと、スタンプやグッズにして売るのとでは、規約の見る場所が変わります。売ってよいと書いているAIと、条件付きのAIと、書いていないAIがあります。

スクロールできます
AI売ってよいか条件
ChatGPTアウトプットを利用者が所有。無料と有料の区別なし
Midjourney「If you have subscribed at any point, you are free to use your images/videos in just about any way you want」。年商100万ドル超の企業はProかMegaが必要
Adobe Firefly「商用プロジェクトで使用できます」。Betaラベルの機能は製品内の表示に従う
Ideogram「including for commercial purposes」。無料で描いた絵は公開されている
Leonardo.Ai○(条件あり)無料で描いた絵も商用可だが公開され、Leonardoが使い続ける権利を持つ。完全に自分のものにするには有料の非公開生成
Stable Diffusion○(モデル次第)DiffusionBeeはCreativeML Open RAIL-Mに従えば可。使うモデルごとにライセンスが違う
Gemini明文なし所有権は主張しないが、商用利用を認める文がない。売るなら避けるか、Googleに確認
各社公式の利用規約・ヘルプの記載(2026年9月確認)

もう1つ、AIの規約とは別に、売る場所の規約があります。LINEスタンプならLINE、グッズなら印刷サービスやフリマの規約で、AI生成物の扱いはそれぞれ違います。AIの規約で「売ってよい」でも、売る場所が受け付けなければ出せません。

売るときに気をつける点は3つです。無料プランで描いた絵が公開されるAI(Leonardo.Ai・Ideogram)では、同じ絵を他の人も使えること。有名なキャラクターに似せた絵は、AIの規約以前に権利の問題になること。犬の写真を渡して描いた絵は、写真を撮った人の許可が要ることです。

透かしと来歴情報が付くAI

AIで描いた絵には、目に見える透かしと、目に見えない印が付くことがあります。公式に書かれているのはGeminiAdobe Fireflyの2つです。

AI透かし・来歴情報(公式の記載)
Gemini「AI 生成であることを示す目に見えない SynthID 透かしと、目に見える透かしを使用します」
Adobe Firefly目に見える透かしはなし。「100%のピクセルが Adobe Firefly を使用して生成されるアセット(テキストから画像生成など)に Content Credentials を自動的に適用します」(来歴情報を画像に埋め込む)
ChatGPT・Midjourney・Stable Diffusion・Leonardo.Ai・Ideogram透かしについての公式記載なし(確認範囲)
各社公式サイトの記載(2026年9月確認)

Geminiの透かしについては、公式の記載と手元の結果が合いませんでした。無料プランのGeminiアプリで出した2枚には、目に見える透かしはありませんでした。見えないSynthIDは目では確認できません。透かしが入る前提で使い、入っていなければ気にしないのが実際の扱いです。

Fireflyの来歴情報は、絵を開いた人が「AIで作った」と確かめられる仕組みで、絵の見た目には出ません。ブログに載せるだけなら、透かしも来歴情報も支障になりません。印刷して売る絵で透かしが出たら、有料プランか別のAIに替えます。

犬のイラストを描くならどのAIから始めるか

  • ブログに載せるならChatGPT
  • 画風で遊ぶならMidjourney

7つを比べて、最初の1本は2つに絞れます。ブログやSNSに載せる絵を確実に作りたいならChatGPT、絵柄の幅で選ぶならMidjourneyです。用途が決まっていれば、迷う理由はありません。

ブログに載せるならChatGPT

ChatGPTを最初に勧める理由は4つあります。無料で始められて、日本語で書けて、会話で直せて、描いた絵の権利が自分にある。4つ全部がそろうのはChatGPTとGeminiで、作例で顔が保たれたのはChatGPTでした。

見る点ChatGPT
無料無料版あり。回数と速度に上限
日本語画面も規約もプロンプトも日本語
直し方出た絵に続けて文で直す
顔の保ち方写実→水彩で顔・向き・舌・尻尾が保たれた(作例)
権利「アウトプットを所有します」(利用規約)
出力縦横比は自由。作例は1672×941
有料にするならGo 1,400円/月で回数が増える
公式サイトの記載と手元の作例(2026年9月)

始め方は3手順です。ChatGPTを開いて「柴犬が右を向いて走っている。線が太いフラットなイラスト。背景はクリーム色」と打つ。出た絵を見て「口を閉じて」「背景を公園に」と1か所ずつ直す。気に入ったら保存して、次は「同じ犬で、座っている絵」と続ける。同じ会話の中なら、前の絵を元にして描かせられます。

Geminiも同じ使い方ができて無料枠もあります。作例で顔が変わったことと商用利用の明文がないことから、ブログに載せる1本目はChatGPTです。

画風で遊ぶならMidjourney

Midjourneyは無料がなく、画面が英語で、会話で直す作りでもありません。それでも、絵柄の幅と1枚の完成度は作例の中でいちばんでした。フラットな走る柴犬はそのままアイコンにでき、写実の街を歩く柴犬はそのままアイキャッチにできる仕上がりです。

見る点Midjourney
無料なし。Basic $10/月から
日本語画面は英語。会話モードは日本語で指示できる
直し方プロンプトに言葉を足して作り直す。部分はEdit Model
同じ犬絵柄ごとに描き直すと別の犬。Edit Modelで参照4枚まで
権利「You own all Assets You create」。年商100万ドル超はPro以上
出力HD 2048×2048。作例は1232×928と1376×864
公式サイトの記載と手元の作例(2026年9月)

向いているのは、1枚ごとに最高の絵を出したい人と、フラット・水彩・写実・3D風と絵柄を替えて楽しみたい人です。同じ犬で何枚も欲しいなら、1枚目を作り込んでからEdit Modelで参照させる手順が要ります。

月10ドルを払う前にChatGPTで無料で描いてみて、絵柄の幅が足りないと感じたらMidjourneyに移る順番なら無駄がありません。犬のイラストは探さなくても、文を1つ打てば出てきます

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