ニトリでドッグフード保存容器を探しても売り場にない理由
週末にニトリへ行って、ペット用品の棚をひと通り見たのに保存容器が見つからなかった、という経験をされた方は多いはずです。探し方が悪かったわけでも、その店舗だけ在庫を切らしていたわけでもありません。ニトリのペット用品には、ドッグフード専用の保存容器という商品がそもそも存在しないのです。
ニトリ公式通販でペットフード関連として扱われている商品を1件ずつ確認したところ、該当したのは47件でした。その中身は自動給餌器、フードボウルなどの食器類、食器を乗せるスタンドで占められており、フードを保管しておくための密閉容器は1件も含まれていません。実店舗の売り場でも、ペット用品コーナーに並んでいるのは同じ構成です。
これはニトリが保存容器を扱っていないという意味ではありません。ニトリの保存容器はペット用品ではなく、キッチン用品として展開されているためです。米びつ、キャニスター、粉ものを入れる密閉容器。これらはすべてキッチン収納の棚にあります。ペット用品の棚だけを見て回ると、絶対に目に入らない場所です。
ニトリでドッグフードの保存容器を探すときは、ペット用品コーナーではなくキッチン収納の米びつ売り場へ向かってください。ペット用品の棚には最初から置かれていません。
そして実際に、ニトリの米びつはドッグフードの保存先としてよく使われています。理由は単純で、条件が揃っているからです。密閉式米びつ5kg用は本体容量6.5リットルで、フタの内側にシリコーンゴムのパッキンが入っており、価格は999円です。湿気の侵入を防げて、千円でお釣りがきます。ペット用品として売られている同容量の専用ストッカーは、安いものでも3,000円台からです。
ただし、米びつをそのままドッグフードに転用してよいかというと、そこには向き不向きがはっきり分かれる条件があります。特に問題になるのがフタの素材です。ニトリの密閉式米びつ5kg用は、本体はポリプロピレンの白ですが、フタはPET樹脂で透明になっています。中身が見えるのは残量確認には便利な一方、ドッグフードにとっては別の意味を持ちます。次の見出しで、この点を含めて米びつが使える条件と使えない条件を分けて見ていきます。
ニトリの密閉米びつがドッグフード保存に向いている条件と向かない条件
ニトリの密閉式米びつをドッグフードに使うとき、最初に確認しなければならないのは容量です。ここで多くの人がつまずきます。5キロの米が入る米びつに、5キロのドッグフードは入りません。
理由は、米とドライフードで見た目の量あたりの重さがまるで違うからです。米は粒が詰まって隙間が少ないぶん重く、1リットルあたりおよそ850グラムになります。対してドライフードは粒に厚みがあり、粒どうしの隙間も大きいため、同じ1リットルでも半分程度の重さにしかなりません。
これは推測ではなく、ペットフードストッカーを作っているメーカーの公式仕様から逆算できます。山崎実業が公表している各サイズの数値を並べると、容量と対応重量の比率はほぼ一定です。
| メーカー公表の容量 | 公表されている対応フード量 | 1リットルあたり |
|---|---|---|
| 25L | 12kg | 約0.48kg |
| 12L | 6.5kg | 約0.54kg |
| 6L | 3.5kg | 約0.58kg |
| 3L | 1.5kg | 約0.50kg |
どのサイズでも、1リットルあたり0.5キロ前後に収まっています。この数字をニトリの米びつに当てはめると、実際に入る量が見えてきます。
| ニトリの商品 | 本体容量 | 米の対応量 | ドッグフードなら | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 密閉式米びつ5kg(ホワイト) | 6.5L | 5kg | 約3kg | 999円 |
| 密閉式米びつ10kg用 | 公式に記載なし | 10kg | 要確認 | 1,490円 |
| S密閉米びつ 6kg | 公式に記載なし | 6kg | 要確認 | 1,790円 |
| キャスター付き桐製米びつ5kg | 公式に記載なし | 5kg | 要確認 | 4,590円 |
つまり999円の密閉式米びつ5kg用に収まるドッグフードは、3キロ前後までということになります。小型犬用の1.8キロや2.5キロの袋であれば余裕があり、中型犬向けの4キロや大型犬向けの10キロを買っている場合は、この容器では足りません。「5kg用」という商品名だけを見て買うと、家に帰ってから袋の半分しか入らない事態になります。
容器の容量(リットル)× 0.5 = 入るドッグフードのおよその重さ(キロ)。米びつやキッチン用のキャニスターを転用するときは、この計算をしてから買ってください。
容量の次に見るのがフタです。ニトリの密閉式米びつ5kg用は、本体がポリプロピレンの白で中身が見えない一方、フタはPET樹脂で透明になっています。米にとっては残量が一目で分かる利点ですが、ドッグフードでは事情が変わります。ドライフードには動物性の油脂が多く含まれており、この油脂は光と酸素に触れることで酸化が進みます。酸化が進んだフードは風味が落ち、食いつきが悪くなる原因になります。透明なフタから光が入り続ける置き方は、この点で不利です。
ただし、これは置き場所で解決できる問題でもあります。シンク下の収納や光の当たらない棚の中にしまうのであれば、フタが透明であることの影響はほとんどありません。逆に、キッチンの出窓や照明の下に出しっぱなしにするつもりなら、透明なフタは避けたほうがいい条件になります。
もうひとつ、米びつ特有の注意点があります。米びつは、洗うことを前提に作られていません。ドッグフードを直接入れると、容器の内側に油脂が薄く付着します。この油脂は次のフードを入れる前に洗い落とさないと、古い油が新しいフードに移り、酸化のもとになります。フードを継ぎ足しで入れ続けるのではなく、袋を1つ使い切るたびに容器を洗って完全に乾かす。この手間を許容できるかどうかが、米びつ転用の分かれ目になります。
この手間を避けたい場合は、袋ごと入れられるタイプを選ぶという方法があります。ニトリにも「米びつ お米袋そのまま保存ケース 5kg」が999円でありますし、ペット用品として作られた袋ごと保存できる商品も存在します。ここから先は、ペットフード専用品として設計されている商品を見ていきます。ニトリと違い、カインズには専用の売り場があります。
カインズには専用品がある 798円から選べる4商品の実物比較
ニトリと違い、カインズにはペットフード専用の保存容器が売り場にあります。最も安いもので798円と、米びつよりさらに手が届きやすい価格です。ただし実際に4商品の仕様を並べると、カインズの専用品は、メインのフードを保存する用途には作られていないことが見えてきます。
| 商品名 | 容量 | フード換算 | 密閉 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 片手で開閉できるペットフードストッカー 1.0L | 1,000mL | 約0.5kg | シリコーンゴムパッキン+ステンレスバネ | 798円 |
| 片手で開閉できるペットフードストッカー 1.7L | 1.7L | 約0.85kg | 公式に記載なし | 980円 |
| ドライフードストッカー 3.0L | 3.0L | 約1.5kg | 公式に記載なし(注ぎ口式) | 980円 |
| Pet’sOne フードキーパー 1KG | 1kgを袋ごと | 1kg | 公式に記載なし | 898円 |
4商品のうち最も大きいドライフードストッカー3.0Lでも、入るフードはおよそ1.5キロです。カインズが公式ページで挙げている用途も、1.0Lが「おやつ約200グラム」、1.7Lが「巻きガム約50本」となっており、そもそも主食のフードではなく、おやつやガムを想定した商品だと分かります。4キロや10キロの袋を買っている家庭では、この4商品はどれも受け皿になりません。
用途を絞れば有力です。1.0Lの片手で開閉できるペットフードストッカーは、この4つの中で唯一シリコーンゴムのパッキンとステンレスのバネによる密閉構造が公式に明記されている商品です。おやつを湿気らせずに保管したい、片手で開けて1粒取り出したい、という使い方であれば798円は安い。他の3商品はパッキンの有無が公式ページに書かれていないため、密閉性を期待して買うのは避けたほうが確実です。
主食のフード保存には容量が足りません。おやつ・ガム・ふりかけ用の小分け容器として買うなら、パッキンが明記されている1.0Lタイプが確実です。
では主食の保存はカインズでは無理なのかというと、そうではありません。カインズは他社ブランドの取り扱いがあり、そちらに大容量と別の選択肢が用意されています。
| 商品名 | ブランド | 容量 | 密閉方式 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| ペットフードカンパニー S | 伊勢藤 | 2kgを袋ごと | 湿気・ニオイ防止パッキン付 日本製 | 1,480円(在庫切れ) |
| Pixi 真空フードコンテナ | Catit | 9.6L(約4.8kg) | 電動真空 DC5V充電式 | 10,800円 |
伊勢藤のペットフードカンパニーSは、フードの袋をそのまま入れて保管するタイプです。容器を洗う手間がいらず、フタにパッキンが入っていて、フードスコップも付属します。日本製で1,480円という価格も含めて完成度が高い商品ですが、カインズ公式では現在在庫切れとなっています。
もうひとつのCatit Pixiは、今回調べた全メーカーの中で唯一、本当に真空にできる商品です。他社のペットフードストッカーは「密閉」と表記されていても、その実体はシリコンパッキンでフタを閉じているだけで、容器の中の空気は残ったままです。Catit Pixiはボタンを押すと内部の空気を抜いて真空状態にします。酸化の原因である酸素そのものを取り除ける唯一の方法ですが、価格は10,800円で、容量は9.6リットル。フード換算でおよそ4.8キロぶんです。
ここまでで、ニトリの米びつは容量あたりの安さ、カインズは小容量と真空という位置づけが見えました。ただしどちらにも共通する弱点が残っています。フタが透明で、光を通すことです。次は、遮光と大容量を同時に満たせる商品を探します。今回調べた全メーカーの中で、この条件を満たすものは1機種しかありませんでした。
遮光と大容量を両立できるのはアイリスオーヤマの1機種だけ
ここまでに出てきた商品には、共通する弱点がありました。フタが透明で光を通すことです。ニトリの密閉式米びつ、カインズの各サイズ、そして次に紹介する山崎実業やOXOも同じです。ドライフードの油脂は光で酸化が進むため、明るい場所に置く前提なら、中身が見えない容器のほうが有利になります。
ところが、遮光できて、なおかつ大容量という条件を両方満たす商品は、今回調べた全メーカーの中で1機種しかありませんでした。アイリスオーヤマの密閉フードストッカー MFS-10です。
| 項目 | 密閉フードストッカー MFS-10 |
|---|---|
| 対応フード量 | ドライフード約8〜10kg |
| 外形寸法 | 幅365×奥行485×高さ455mm |
| 密閉方式 | フタ裏パッキン+バックル止め(真空ではない) |
| 遮光性 | 不透明(グリーン・イエロー) |
| 除湿 | 別売除湿剤を入れるポケット付き |
| キャスター | なし |
| 価格 | 4,300円(アイリスプラザ・グリーン) |
約8〜10キロという容量は、大型犬の10キロ袋や、多頭飼いで大袋をまとめ買いしている家庭がそのまま移し替えられる大きさです。それでいて本体は不透明で、光がまったく入りません。さらにフタの裏側に除湿剤を差し込むポケットが用意されています。専用の除湿剤 DR-10 が400円で別売されており、これを入れておけば容器の中の湿気も抑えられます。密閉・遮光・除湿という3つを同時に満たせるのは、この商品だけです。
フードを部屋に置きっぱなしにする、大袋を買っている、この2つに当てはまるなら MFS-10 が現状の唯一解です。4,300円は同容量帯で最も安く、除湿剤ポケットまで付いています。
注意点も正直に書いておきます。まずキャスターが付いていません。フードを満載すると10キロ近くになるため、床に置いて毎日引き出す使い方だと重さがそのまま負担になります。設置場所を決めて動かさない前提の商品です。
そして色の選択肢です。展開されているのはグリーンとイエローで、白やグレーといった部屋になじむ色がありません。遮光のために不透明にしている以上、色は必ず主張します。リビングに置いてインテリアを崩したくない場合は、この点が引っかかります。
もうひとつ知っておいていただきたいのは、同シリーズの小さいサイズが両方とも生産終了になっていることです。約4キロ用のMFS-4と約2キロ用のMFS-2は、現在アイリスオーヤマの現行ラインナップから外れています。「小型犬だから小さいサイズでいい」と思ってこのシリーズを探すと、選択肢がありません。残っているのは10キロ用のMFS-10だけです。
| 型番 | 対応量 | 状況 |
|---|---|---|
| MFS-10 | 約8〜10kg | 現行品 4,300円 |
| MFS-4 | 約4kg | 生産終了 |
| MFS-2 | 約2kg | 生産終了 |
不透明な容器は他にもあります。伊勢藤のペットフードカンパニーは2キロ用と4キロ用があり、どちらも本体が不透明です。リッチェルのキャットフードストレージボックスは9.5リットルで不透明、価格は3,416円と手頃ですが、こちらは在庫限りでの販売となっており、いつまで買えるか分かりません。犬用として作られた商品ではないものの、容量的にはドッグフードにも使えます。
遮光を優先すると、選べる商品が一気に減る。これが今のペットフードストッカー市場の実態です。では、なぜ多くのメーカーは遮光を捨てて透明なフタを採用しているのか。次はそこを見ていきます。
山崎実業ヌークスとOXOが透明な蓋を採用している理由
デザイン性で選ばれることが多いのが、山崎実業とOXOの2ブランドです。この2社の商品を全サイズ並べると、はっきりした共通点が出てきます。どの機種も、フタか本体のどちらかが必ず透明になっています。遮光を捨てて、中身が見えることを取った設計です。
先に、山崎実業の商品名について1つ訂正しておきます。ペットフードストッカーを「タワー」シリーズとして紹介している記事を見かけますが、現在の公式シリーズ名はタワーではなく「ヌークス」です。山崎実業の公式サイトで、ペットフードストッカーはヌークスとして掲載されています。店頭やネットで「タワー ペットフードストッカー」を探しても、現行の商品名とは一致しません。
| 商品名 | 容量 | 遮光性 | キャスター | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 密閉ペットフードストッカー ヌークス 12kg | 25L | 本体は不透明・フタは透明 | 4隅にあり | 8,030円 |
| ヌークス 6.5kg | 12L | フタは透明 | なし | 5,720円 |
| ヌークス 3.5kg | 6L | フタは透明 | なし | 3,850円 |
| 密閉袋ごと ヌークス 3kg | 6L | フタは透明 | なし(持ち手あり) | 3,850円 |
| ヌークス 1.5kg | 3L | フタは透明 | なし | 3,190円 |
| ペットフードストッカー ヌークス 1.2kg | 2.3L | 透明 | なし | 2,090円 |
この表で注目していただきたいのが、いちばん上の12キロタイプです。今回調べた全メーカーの中で、キャスターが付いているペットフードストッカーはこの1機種だけでした。25リットルという容量にフードを満載すると12キロになります。持ち上げて動かすのは現実的ではないため、キャスターの有無は使い勝手を大きく左右します。8,030円という価格はこの中で最も高いものの、大容量と可動性を同時に満たせるのはこの商品しかありません。
1つ、公式サイトの記載で気になる点があります。「密閉袋ごとペットフードストッカー ヌークス 3kg」という商品名なのに、仕様欄の対応量はドライペットフード4kgと書かれています。商品名と仕様表記が食い違っているため、3キロの袋を想定して買うか、4キロまで入ると考えて買うかで判断が変わります。公式の記載そのままをお伝えしておきます。
もう一方のOXOは、そもそもペットフード専用として作られたブランドではありません。キッチンの粉ものや乾物を入れるポップコンテナが本体で、そこにペットフードも入れられるという位置づけです。ただしOXOは公式サイトで、ペットフードを入れた場合の対応量まで明記しています。
| 商品名 | 容量 | ペットフード対応量 | 価格 |
|---|---|---|---|
| ポップコンテナ レクタングル ミディアム | 2.6L | 約1.1kg(スクープ装着時 約950g) | 2,750円 |
| ポップコンテナ ビッグスクエア トール | — | 公式に記載なし | 3,630円 |
| ポップコンテナ ビッグスクエア ミディアム | — | 公式に記載なし | 3,190円 |
| ステンレスポップコンテナ ビッグスクエア ミディアム | 4.2L | 公式に記載なし | 公式ページに掲載 |
| ポップコンテナ レクタングル トール/ショート/ミニ | — | 公式に記載なし | 2,970円/2,420円/1,870円 |
OXOの特徴は、フタの中央にあるボタンを押すだけで開閉と密閉が切り替わる構造です。シリコーンゴムのパッキンで密閉しており、片手で扱えます。「スクープ装着時 約950グラム」という記載からも分かるとおり、計量スクープを容器の中に収めたまま保管できる設計になっています。毎日フードを量る手間を考えると、この点は地味に効きます。
ただしOXOのポップコンテナは、ステンレスタイプを除いて本体そのものが透明です。山崎実業がフタだけを透明にしているのに対し、OXOは全面から光が入ります。遮光という観点では最も不利な構造です。
山崎実業もOXOも、棚の中やシンク下など光の当たらない場所に置くのであれば問題ありません。逆に、キッチンカウンターや窓際に出しておくつもりなら、透明であることは不利に働きます。置き場所を決めてから選んでください。
ここまでで、8つのメーカーの商品を見てきました。安さのニトリ、小容量のカインズ、遮光のアイリスオーヤマ、キャスターと見た目の山崎実業、片手操作のOXO。それぞれ得意な条件が違います。最後に、飼っている犬の大きさと買っているフードの量から、どれを選べばいいのかを整理します。
容量別の早見表 3kg 5kg 10kg以上で買うべきものが変わる
ここまで8つのメーカーを見てきましたが、選ぶ順番は決まっています。まず買っているフードの袋の重さ、次に置き場所。この2つで答えはほぼ1つに絞れます。デザインや価格はそのあとです。
最初に容量です。容器の表示は「米5kg用」「1.0L」のようにばらばらなので、すべてドッグフードの重さに換算して並べ直しました。
| 買っているフード | 選ぶべき商品 | 価格 | 理由 |
|---|---|---|---|
| おやつ・ガムのみ | カインズ 片手で開閉できるペットフードストッカー 1.0L | 798円 | パッキンが公式に明記されている唯一の低価格品 |
| 1〜2kg(小型犬) | OXO ポップコンテナ レクタングル ミディアム | 2,750円 | 公式に「ペットフード約1.1kg」と明記。スクープを中に収納できる |
| 2kgを袋ごと | 伊勢藤 ペットフードカンパニー S | 1,480円 | 容器を洗う手間がいらない。ただしカインズでは在庫切れ |
| 3kg前後 | ニトリ 密閉式米びつ5kg(ホワイト) | 999円 | 6.5Lでフード約3kg。この容量帯で圧倒的に安い |
| 3.5kg前後(見た目重視) | 山崎実業 ヌークス 3.5kg | 3,850円 | 同容量でニトリの約4倍。デザインに払う差額 |
| 4〜5kg | リッチェル キャットフードストレージボックス 9.5L | 3,416円 | 不透明で遮光できる。ただし在庫限り |
| 6.5kg | 山崎実業 ヌークス 6.5kg | 5,720円 | 12L。この容量帯の選択肢は実質これのみ |
| 8〜10kg(大型犬) | アイリスオーヤマ MFS-10 | 4,300円 | 遮光・除湿剤ポケット付き。同容量帯で最安 |
| 10kg以上・動かしたい | 山崎実業 ヌークス 12kg | 8,030円 | 25L。キャスター付きは全メーカーでこれのみ |
この表で目立つのが価格の落差です。3キロ前後ではニトリの999円と山崎実業の3,850円が並びます。入る量はほぼ同じで、違いは見た目とパッキンの作り込みだけです。キッチンに出しておくならデザイン代を払う意味がありますが、シンク下にしまうなら999円で足ります。
逆に8〜10キロの帯ではアイリスオーヤマの4,300円が突出して安いことも分かります。この上は山崎実業の8,030円まで飛びます。4,300円と8,030円の間に商品がほとんどなく、大容量を求めると選択肢が急に減ります。
次に置き場所です。容量で候補が絞れたら、ここで最終的に決まります。
| 置き場所 | 条件 | 選び方 |
|---|---|---|
| シンク下・棚の中・押し入れ | 光が当たらない | 透明でも問題なし。価格で選んでよい |
| キッチンカウンター・窓際・照明の下 | 光が当たり続ける | 不透明のみ。アイリスオーヤマ/伊勢藤/リッチェルの3択 |
| 床置きで毎日動かす | 重さがかかる | キャスター付きは山崎実業12kgのみ |
小型犬でフードを棚にしまうならニトリの密閉式米びつ5kg用 999円。大型犬や、フードを部屋に出しておくならアイリスオーヤマ MFS-10 4,300円。この2つで大半の家庭が収まります。
最後に、どの容器を選んでも共通してやっておきたいことがあります。袋を1つ使い切るたびに、容器を洗って完全に乾かしてください。フードの油脂が内側に残ったまま新しいフードを注ぎ足すと、古い油が新しい粒に移ります。継ぎ足しを続けている容器ほど、フードの傷みは早くなります。洗ったあとに水気が残るのも避けたいので、乾いてから次を入れてください。
それから、フードは買ってきた袋のまま容器に入れるか、袋から出して直接入れるかで手間が変わります。袋ごと入れられるタイプを選んでおけば、洗う頻度そのものを減らせます。ニトリの「米びつ お米袋そのまま保存ケース 5kg」が999円、伊勢藤のペットフードカンパニーが1,480円、山崎実業の「密閉袋ごとペットフードストッカー ヌークス」が3,850円。同じ袋ごと保存でも3倍以上の価格差があるので、ここも置き場所と見た目で決めることになります。
愛犬が毎日食べるものです。容器を変えるだけで、フードの風味は最後の1粒まで変わります。


