ネット検索してもなかなか探せない ペットの悩みQ&A【DOQAT】

長距離ドライブも安心!愛犬が走って休める高速道路のドッグラン

この記事でお伝えする内容
  • 東・中・西エリア別、ドッグランがある代表的なサービスエリア14か所
  • 犬種の区分け・地面・時間で選ぶ、失敗しないポイント
  • 一般道から入る方法と、持ち物リスト・守りたいマナー
目次

【エリア別】ドッグランがある代表的なサービスエリア

ドッグランのあるサービスエリアは全国に数多くあります。ここでは東日本・中日本・西日本のエリアごとに、代表的な施設を一覧表でまとめ、そのあとに施設ごとのおすすめポイントを載せました。いずれも利用は無料です。施設名からは各高速道路会社の公式ページを開けます。

東日本エリア(東北道・常磐道・館山道など)

施設名(路線・方向)敷地面積地面犬種区分利用時間
那須高原SA(東北道・下り)約600㎡砂地・天然芝小型/中・大型24時間
佐野SA(東北道・下り)約460㎡天然芝小型/中・大型9〜17時
蓮田SA(東北道・上り)約200㎡人工芝小型/中・大型9〜17時
守谷SA(常磐道・上下)約150〜450㎡天然芝・ウッドチップ小型/中・大型24時間
市原SA(館山道・上下)約230〜360㎡天然芝小型/中・大型24時間
このエリアのおすすめポイント
  • 那須高原SA:東北道最大級の広さ。木陰があり夏でも涼しく遊ばせられる
  • 佐野SA:ふかふかの天然芝で区分けもあり。日中のドライブ休憩に
  • 蓮田SA:大型商業施設パサール併設。買い物ついでに立ち寄りやすい
  • 守谷SA:上下線ともに設置。天然芝とウッドチップの違いを楽しめる
  • 市原SA:房総へのお出かけ途中の休憩にちょうどよい

中日本エリア(東名・新東名・中央道・名神など)

施設名(路線・方向)敷地面積地面犬種区分利用時間
EXPASA足柄(東名・上り)約329㎡人工芝小・中型のみ24時間
EXPASA富士川(東名・上り)約240㎡人工芝区分なし24時間
NEOPASA駿河湾沼津(新東名・上下)約450〜580㎡人工芝小型/全犬種24時間
EXPASA談合坂(中央道・下り)約540㎡天然芝・ウッドチップ・人工芝小型/中・大型24時間
多賀SA(名神・上り)全犬種約198㎡・中小型約78㎡砂利全犬種/中小型24時間
尾張一宮PA(名神・下り)コンパクト砂利24時間
このエリアのおすすめポイント
  • EXPASA足柄:天気がよければ富士山ビュー。滑り台などアジリティも充実
  • EXPASA富士川:人工芝で手軽。景色のよい大型SAで休憩と合わせて
  • NEOPASA駿河湾沼津:広めのドッグランでのびのび。上下線ともに設置
  • EXPASA談合坂:3種類の地面がそろう充実の広さ。中央道の定番休憩地
  • 多賀SA:2エリアで安心。隣のスターバックスのテラスにリードフックあり
  • 尾張一宮PA:スターバックス併設で一緒にひと休み。一般道からも入れる

西日本エリア(新名神・伊勢道・阪和道など)

施設名(路線・方向)敷地面積地面犬種区分利用時間
鈴鹿PA(新名神・集約)計約1,250㎡人工芝(抗菌)小型/大型24時間
宝塚北SA(新名神・上下)約480㎡天然芝全犬種24時間
安濃SA(伊勢道・下り)小中型約210㎡・全犬種約201㎡天然芝小中型/全犬種24時間
岸和田SA(阪和道・上り)約260㎡芝・土全犬種24時間
このエリアのおすすめポイント
  • 鈴鹿PA:計約1,250㎡と広大。抗菌人工芝で小型・大型に分かれる
  • 宝塚北SA:新名神屈指の大型SA。天然芝で観光の行き帰りに
  • 安濃SA:小中型用と全犬種用の2区分。伊勢参りの休憩に
  • 岸和田SA:関西空港・和歌山方面のドライブ休憩に便利

掲載した面積や地面、利用時間は変わることがあります。おでかけ前に、各施設の公式ページで最新情報を確認してください。

愛犬に合う高速道路のドッグランの選び方

ドッグランは施設によって、犬種の区分けや地面の種類、利用できる時間、入り方が違います。着いてから「うちの子には合わなかった」とならないよう、出発前に次の4つの視点で見ておくと失敗しません。

犬種・サイズで区分けを選ぶ

まず確認したいのが、犬種・サイズによる「区分け」の有無です。今回紹介した施設の多くは、小型犬エリアと中・大型犬エリアに分かれています。たとえば那須高原SA・佐野SA・蓮田SA・守谷SA・市原SA・談合坂SAは「小型/中・大型」に、鈴鹿PAは「小型/大型」に分かれています。多賀SA(上り)は全犬種用と中小型犬用の2つ、安濃SA(下り)も小中型犬用と全犬種用の2つを備えています。

反対に、EXPASA富士川・宝塚北SA・岸和田SAのように、全犬種がひとつのエリアを共有する施設もあります。

小型犬や子犬、シニア犬、ほかの犬が苦手な犬には、区分けされた施設が安心です。大型犬に悪気がなくても、体格差のある犬同士では、じゃれ合いが思わぬ接触事故やケガ、こわい体験につながることがあります。区分けされたエリアなら、同じくらいの大きさの犬同士で落ち着いて遊ばせられます。

一方、活発な大型犬には、区分けのない広い全犬種エリアのほうが思い切り走れて向いています。区分けのない施設を使うときは、先に入っている犬との相性を入り口で見て、合わなそうなら無理に入れず、時間をずらして様子を見ましょう。初めてドッグランを使う犬や社会化の途中の子は、すいている時間帯を選ぶと落ち着いて慣らせます。区分けの有無は、施設の公式ページであらかじめ確認しておくと安心です。

地面の種類で選ぶ

地面は施設によって砂利・人工芝・天然芝などがあり、走りやすさや汚れ方、夏場の熱さが変わります。愛犬の脚や好みに合わせて選ぶと、より快適に遊ばせられます。

地面のタイプ特徴
砂利水はけがよく、ぬかるみにくい。細かい砂利は脚への負担が少ないとされる
人工芝走りやすく、季節を問わず使いやすい。夏は高温になりやすい
天然芝感触がやわらかく脚にやさしい。季節や天候で状態が変わる

関節が弱い犬やシニア犬には、感触のやわらかい天然芝が脚にやさしく向いています。雨上がりでぬかるみが気になる日は、水はけのよい砂利や人工芝の施設が快適です。ただし夏の人工芝は表面がかなり高温になり、肉球をやけどすることがあります。地面に手の甲を当てて、熱くないかを確かめてから遊ばせてください。

穴掘りが好きな犬は、土や砂利の施設だと足まわりが汚れやすいので、拭き取り用のタオルを用意しておくと安心です。地面のタイプは施設ごとに違うので、こだわりがあれば事前に調べておきましょう。

利用できる時間で選ぶ

ドッグランの利用時間は施設によって違います。24時間開いている施設が多い一方で、佐野SAや蓮田SAのように9時から17時までなど、時間が決まっている施設もあります。早朝や夜に立ち寄りたい場合は、24時間利用できる施設を選んでおくと確実です。

また、施設によっては清掃やメンテナンスのために一時的に閉鎖される時間があったり、冬季に利用を休止したりすることがあります。旅行の予定に組み込むときは、立ち寄る時間帯に開いているかを公式ページで確認しておくと安心です。

一般道から入れるかで選ぶ

サービスエリアやパーキングエリアの一部は、「ぷらっとパーク」など一般道側の無料駐車場から入れます。高速道路に乗らなくても立ち寄れるため、近所のドッグラン代わりに使うこともできます。

ただし、すべての施設が一般道から入れるわけではありません。また、上り線側と下り線側で入り口や駐車場の位置が分かれていることもあります。普段使いも考えている場合は、一般道から入れる施設か、どちら側から入るのかを事前に確認しておくとスムーズです。旅行の途中で立ち寄るだけなら、この点は気にせず選んで問題ありません。

ドッグランのあるサービスエリアの探し方

ここで紹介した以外にも、ドッグランのあるSA・PAは全国にあります。走る予定のルート上に使える施設があるかは、出発前に次の3つの方法で調べられます。

高速道路会社(NEXCO)の公式サイトで探す

高速道路はエリアごとにNEXCO3社が管理していて、それぞれの公式サイトに「ドッグランのある施設だけを集めた一覧」があります。まず、走る路線がどの会社の管轄かを押さえておくと迷いません。

東北道・常磐道・関越道・館山道など東日本の路線はNEXCO東日本(ドラぷら)、東名・新東名・中央道・名神・北陸道など中部の路線はNEXCO中日本、中国道・山陽道・九州道・阪和道など西日本の路線はNEXCO西日本の一覧で確認できます。路線名や施設名から、広さ・地面・犬種区分・営業時間まで一度に分かります。

「Honda Dog」など愛犬家向けの情報サイトで探す

管轄が分かりにくいときや、まとめて見比べたいときは、愛犬とのおでかけ情報サイトが便利です。ホンダが運営するHonda Dogは、高速道路のSA・PAを路線ごとに整理し、ドッグランの広さや設備、写真を掲載しています。会社をまたいで横断的に探せるのが利点です。

一般道から入れる施設は「ぷらっとパーク」で探す

高速道路に乗らずに立ち寄りたいときは、一般道から入れる施設かどうかを調べます。SA・PAの一部には、一般道沿いに専用の無料駐車場が用意されていて、そこに車を停めて歩いて施設(ドッグランを含む)に入れます。この入口をNEXCO中日本・西日本では「ぷらっとパーク」、NEXCO東日本では「一般道出入口」と呼びます。

注意したいのは、上り線側と下り線側で入口や駐車場の位置が分かれていることがある点です。行きたいドッグランがどちら側にあるかを確かめてから向かいましょう。対応する施設は各社サイトにまとまっていて、NEXCO東日本なら一般道からの出入口の一覧で確認できます。近所のドッグラン代わりに普段使いしたいときは、この方法で探すと確実です。

ドッグランを使う前に準備しておくもの

気持ちよく安全に使うために、出発前にそろえておきたいものがあります。まずは下の一覧で持ち物を確認しましょう。とくにワクチンの記録は、施設によって提示を求められるので忘れずに用意します。

持ち物チェックリスト
  • 狂犬病予防注射・混合ワクチンの接種証明(原本またはスマホの写真)
  • リード(通常タイプ)と首輪・ハーネス
  • 鑑札・迷子札(首輪に付けておく)
  • うんち袋・トイレットペーパー・ウェットティッシュ
  • 飲み水と折りたためる携帯ボウル
  • 汚れを拭き取るタオル

狂犬病予防注射・混合ワクチンの接種記録

ドッグランを使う前提として、狂犬病予防注射と混合ワクチンの接種が必要です。施設によっては、入り口で接種済みの証明(証明書や接種済みシールなど)の提示を求められることがあります。証明書の原本や、スマホで撮った写真をすぐ出せるようにしておくと安心です。ワクチンプログラムが済んでいない子犬や、体調の悪い子は、利用を控えます。

リードと鑑札・迷子札

出入り口でのリードの付け外しに使うので、リードは必ず持参します。伸縮リードや長すぎるリードは、ほかの犬とからまって危ないため、通常のリードが安心です。あわせて、鑑札(登録時に交付される札)と迷子札を首輪に付けておきましょう。万一ドッグランから脱走しても、身元がすぐ分かり、保護されたときに連絡が届きます。

排泄物の処理用品

うんち袋やトイレットペーパー、ウェットティッシュなどの処理用品を用意します。排泄物はもちろん、オスのマーキングの後始末も、次に使う人のために必ず自分で行います。ゴミ箱のある施設ではそこに捨て、なければ持ち帰ります。

飲み水と携帯用の食器

走ると犬はのどが渇きます。多くの施設に水飲み場はありますが、混雑時や衛生面を考えると、飲み水と折りたためる携帯ボウルを持っておくと安心です。とくに夏場は、こまめな水分補給が熱中症の予防になります。

タオルとノミ・ダニ対策

天然芝や土の施設では、遊んだあとに足や体が汚れます。拭き取り用のタオルを用意しておくと、車に乗る前にさっと拭けます。また、屋外の芝生ではノミやダニをもらうことがあるため、動物病院で処方される予防薬などの対策をしておくと安心です。

高速道路のドッグランで守りたいマナーと注意点

だれもが気持ちよく使えるよう、そして愛犬を守るために、ドッグランには守りたい基本のマナーがあります。高速道路のドッグランでも同じです。

入る前に確かめておくこと

ドッグランに入る前に、まず愛犬のトイレを済ませ、周りを軽く散歩して気持ちを落ち着かせます。あわせて、狂犬病・混合ワクチンの接種とノミ・ダニ対策が済んでいること、感染症の治療中でないこと、メス犬なら発情(ヒート)中でないことを確認します。名前を呼んだら戻る「呼び戻し」など最低限のしつけができるかも、大切な目安です。興奮しやすい子やこれらが不安な子は、無理に入れず、すいた時間に短く慣らすところから始めます。入り口の看板に書かれた対象犬種・サイズ・利用ルールにも必ず目を通します。

入り口ではリードを付けたまま、中に入ってから外す

いきなり中に入らず、まず外から場内の様子を見ます。出入りのときは必ずリードを付け、小型犬は抱っこして、二重扉(前室)で愛犬が外へ飛び出さないように注意します。リードを外すのは、外に出られない場所まで入ってからにします。外したあともいきなり放さず、リードを付けたまま一周して、相性の悪そうな犬がいないかを確かめると安心です。

場内では愛犬から目を離さない

中に入ったら、スマホや飼い主同士の会話に夢中にならず、常に愛犬から目を離さないようにします。吠える・噛む・マウンティング(乗りかかる)などの行為が出たら、すぐにやめさせます。遊びが激しくなりすぎていないかも見守ります。多頭で行くときは、自分ひとりで見守れる頭数だけにします。愛犬が嫌がっているときは、無理に遊ばせず外に出ましょう。

おもちゃ・おやつは持ち込まない

おもちゃや食べ物は、犬同士の取り合いやケンカのもとになるため、場内には持ち込まないのが基本です。また、ほかの人の犬に勝手におやつをあげたり、無理に触ったりしないようにします。よその犬とふれあうときは、飼い主に一声かけてからにします。

排泄物は必ず片づけて持ち帰る

排泄物はその場で片づけ、必ず持ち帰ります。オスのマーキングの後始末も同じです。ゴミ箱がある施設ではそこに捨て、なければ持ち帰ります。汚れたまま放置すると、次に使う人や施設の管理に迷惑がかかります。

子どもを遊ばせない・区分けを守る

小さな子どもは、犬の追いかける本能を刺激して思わぬ事故につながることがあるため、場内で走り回らせないようにします。できれば連れて入らないほうが安心です。また、小型犬用と全犬種用でエリアが分かれている施設では、区分けを守り、小型犬エリアに大型犬を入れないようにします。

夏場は地面の温度と熱中症に気をつける

夏のアスファルトや人工芝は高温になり、犬の肉球をやけどさせることがあります。遊ばせる前に、地面に手の甲を当てて熱くないか確かめます。熱い時間帯は無理に走らせず、早朝や夕方を選びます。短時間で切り上げ、こまめに水を飲ませて、熱中症を防ぎましょう。

ドッグランで撮った写真は、その日はたくさん見返しても、しばらくすると下へ流れていきます。何年か経った今日、その一枚をもう一度見られるアプリを作りました。

遠出のときは、車内や屋外での寒暖差も気になります。手ごろに揃えられる犬服も見ておくと安心です。

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