覚えておきたい子犬のケアの基本 ─ブラッシング、爪切り、歯磨き、お風呂

  • URLをコピーしました!

子犬が健やかに成長するためには、適切な方法での日頃のお手入れが大切です。

ブラッシングやお風呂、爪切り、歯磨きなどの正しいお手入れ方法を学び、愛犬の健康で快適な生活をサポートしましょう。

>>子犬を迎えるのに必要な準備

contents

子犬のお手入れを始める前に

犬は本能的に、体の特定の部位をさわられることを嫌がります

しかし、犬と人とが一緒に暮らし、日頃のお手入れをしっかりと行っていくためには、どこをさわってもいやがらないようにしておくことが大切です。

犬がさわられるのをいやがる部位

  • 首まわり、のど元など神経が集まる部位
  • 腰まわりやおしりなど、自分の目線から外れる部位
  • おなかや足裏など、本能的に弱点と感じる部位

「さわられるとよいことがある」と感じられるように、子犬が遊んでいるときなどに、体のいろいろな部分に触れて、少しずつ慣れさせていきましょう。

例えば、足先などは強くにぎったりせず、子犬の様子を見ながら手のひら全体でなでて慣れさせていきます

体をさわられることに慣れさせるためのポイント

子犬の体をさわるときに大切なのは、犬がいやがってもさわるのをやめないことです

いやがったときは叱らず、淡々とさわり続けます。

これを繰り返すことで、子犬はさわられることに慣れ、さらに「飼い主に逆らっても効果がない」ということを学習します。

家族にさわらせることに慣れたら、家族以外の人にもさわってもらう機会を作るとよいでしょう

トリミングに連れていき、トリマーの施術を受けるなかで、さわられることに慣れさせるのも有効です。

体をさわられることをどうしてもいやがる場合は、無理をせずトレーナーのアドバイスを受けてください。

ブラッシング(おすすめ頻度:毎日〜週数回)

人間と同じように犬の被毛も毎日伸びていくため、定期的にブラッシングをして、抜けた被毛を取り除かなければいけません。

ブラッシングは犬の被毛の毛質に合わせて、適切な頻度で犬用のブラシを用いて行いましょう。

理想的なブラッシングの頻度
  • ショート/ミディアムロングヘアーの子犬:週に一回
  • ロングヘアーの子犬:毎日


屋外犬と室内犬では被毛が抜け変わる時期が異なるため、その点にも注意が必要です。

  • 屋外犬は春と秋の年2回の頻度で被毛が抜け替わる
  • 室内犬は年間を通じて被毛が抜け替わり、春と秋に抜け替わる量が増えるリスト

被毛が抜けやすい時期には、丁寧なブラッシングを心がけましょう。

効果的なブラッシングのやり方

ショート/ミディアムロングヘアーの場合

スリッカーブラシで抜けた被毛や剥がれた皮膚、余分なアンダーコート(下毛)を取り除きます。

獣毛ブラシで、被毛の方向に沿ってブラッシングして、残りの抜けた被毛を集めます。

最後に、目の粗いコームで、しっぽや足先をブラッシングします。

ロングヘアーの場合

スリッカーブラシで、被毛の方向に沿ってブラッシングして、絡まった被毛をほぐしたり、毛玉を取り除いたりします。

このとき、子犬の皮膚を傷つけないように、丁寧にブラッシングするのがポイントです。

ヨークシャーテリアなどのシルキーコートの犬には、獣毛ブラシでブラッシングをして、被毛に艶が出るようにしてあげましょう。

爪のケア(おすすめ頻度:ときどき)

犬の爪には、狼爪と足先の爪の2種類があります

狼爪はいわゆる親指の爪で、地面につかないため、放っておくと伸びすぎてしまいます。

狼爪

伸びすぎた狼爪は愛犬の足を傷つけるおそれもありますので、定期的に爪切りをして、伸びすぎないように気をつけましょう。

また、足先の爪は日常のなかで自然とすり減りますが、それだけでは不十分な場合もあります。

爪が地面に当たっている音が聞こえたら切るようにしてください

爪切りのポイント

爪を切るときは、爪の付け根を親指で軽く押し下げ、爪の下の血管部分を浮かび上がらせます

  • 爪が透明の場合:血管部分はピンク色で三角形のかたちに浮かび上がってきます
  • 爪が黒っぽい場合:爪の裏側から血管部分を確認してください

血管部分を確認したら、犬用の爪切りで血管部分に触れないように、少しずつ爪を切っていきます

血管部分を誤って切ってしまい、出血したときには、コットン、ガーゼ、止血剤などを使って1時間ほど止血しましょう

狼爪は被毛で覆われた見つけにくい場所にあることが多いですが、忘れずにお手入れしてあげましょう。

切り方は、足先の爪と同じ方法で切ってください。

耳のケア(おすすめ頻度:ときどき)

犬の耳には、垂れ耳と立ち耳の2種類があります

耳の中が汚れているときは、ぬるま湯や犬用イヤークリーナーに浸した医療用ガーゼやティッシュをしぼり、見える範囲の汚れを拭き取りましょう。

垂れ耳の犬種は、耳の穴がふさがっているので蒸れやすくなっています。

耳道内の湿度が常に高いので、細菌と真菌が繁殖しやすくなります

湿気の高い状態を放っておくと汚れがたまり、外耳炎・中耳炎・内耳炎を起こすリスクが高まります。

定期的に耳をめくって汚れを拭き取ってあげることで、清潔な状態を保ってあげましょう

シェアしてね
  • URLをコピーしました!
contents