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犬にとって味噌は丈夫な身体をつくる栄養がいっぱい

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味噌は健康維持には欠かせない食品として、平安時代から1300年以上にわたり日本人の食生活を支えてきました。

味噌は世界に誇るスーパーフードと言っても良いでしょう。

犬がいつまでも元気で健康でいる事を願う飼い主さんは

「犬に味噌をあげたいんだけど、食べさせても大丈夫なのかな?」
「味噌の塩分が気になる」


など心配がつきものです。

私自身も犬に味噌を与える事に最初は悩みましたが、味噌が持つ恩恵が多く与えててよかったなと思う事が多いです。

 

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一日に大量の味噌を与えるのではなく、少量を週に数回与えるだけで充分

私がベリーに味噌を与え始めた時、最初は小さじ半分の量を一週間に一度のペースで与えていました。

 

一か月くらい様子を見ていて「大丈夫そうだな」と分かってきたら、週に3日に増やしました。

 

現在は小さじ一杯程度の量を2~3日に一度のペースでいつものゴハンと一緒に与えています。

最初は「どうなるかな?」と心配でしたが全く心配する必要がなかったです。

 

味噌には塩が使われているので塩分量が気になるところです。

 

塩分の量は味噌の味に大きく影響していて、その割合も種類によって異なっています。

米甘味噌:約6.1g
米味噌(淡色辛みそ):約12.4g
米味噌(赤色辛みそ):約13g
麦味噌:約10.7g
豆味噌:約10.9g
(味噌100g中 塩分量)
五訂増補日本食品標準成分表より
犬に味噌を小さじ一杯与えたとしても、塩分量は500mg程度ですのでほぼ心配する量ではないのがわかります。

味噌が持つ素晴らしい効果を実感できる

ジャーマンシェパードは他の犬種と比較して、胃腸が弱くすぐに下痢を起こします。

 

味噌を与え始めて一か月が経過した時に、まず気が付いたのが「そういえば大便の質が以前よりも良くなった」ということでした。

 

味噌は発酵食品で、製造過程でたくさんの微生物が味噌の中に住みつきます

 

この微生物がキムチやヨーグルトにもいる「乳酸菌」です。

 

味噌には乳酸菌の他にも麹菌、酵母といった様々な微生物が活動しています。

 

味噌には乳酸菌の他にも素晴らしい栄養素がたくさん詰まっています

 

味噌の優れた栄養

大豆たんぱく質

大豆イソフラボン

大豆レシチン

大豆サポニン

リノール酸

カルシウム

食物繊維(水溶性)

大豆たんぱく質

大豆たんぱく質の中には動物が生きていくうえで必要な栄養素がすべて含まれています。

 

大豆を味噌にする過程で、大豆たんぱく質は酵素によって加水分解されて約60%が水分に溶け、約30%がアミノ酸になります。

 

このアミノ酸のなかには生命維持に欠かせない9種類()のアミノ酸が存在します。

:ソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン

味噌はこのアミノ酸を身体に吸収しやすい状態で摂ることができます。

大豆イソフラボン

大豆の胚芽部分に多く含まれているポリフェノールの一種で、女性ホルモンとよく似た働きを持つ成分。

 

特に骨粗鬆症に効果があり、適量を摂ることによって骨を丈夫にします。

 

大豆レシチン

大豆レシチンは細胞を若々しく保つアンチエイジング成分です。

 

コレステロールの吸収を抑制し、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞などの予防に役立つと言われています。

 

若いうちから積極的に取り入れたい栄養素です。

 

大豆サポニン

大豆サポニンには抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、脂肪の酸化を防いでくれます。

 

コレステロールの蓄積を抑えることで動脈硬化を予防し、心筋梗塞や脳梗塞などの予防にも役立ちます。

リノール酸

大豆の脂質から発酵の過程でできる遊離リノール酸に、メラニン産生を抑える働きがあるといわれています。

 

他にもリノール酸は血中コレステロールの上昇を抑えてくれます。

カルシウム

味噌は調味料の中ではカルシウムの含有量が比較的に多いと言われています。

 

特に豆味噌は100g中に150mgのカルシウムが含まれています。

 

カルシウムはホルモンの分泌、筋肉の収縮と神経伝達に関与する重要な栄養素です。

 

子犬のうちにカルシウムの摂りすぎると成長に支障が出たり、骨が弱くなりやすいので注意が必要です。

 

子犬に限らず成犬も、他の栄養とのバランスが大切なので味噌を与えるのはほんの少しで大丈夫です。

 

食物繊維(水溶性)

味噌には食物水溶性食物繊維が豊富です。

 

水溶性食物繊維は胃腸の中で水に溶けだす特徴があり、ゲル状になって腸内の便を柔らかくする性質があります。

 

便が硬くて便通がない犬や、硬い便が少量しか出ないといった症状の犬におすすめです。

犬に味噌を与えるなら「本物の味噌」を選ぶ

今回は与えても良い味噌は「本物の味噌」という前提で書いています。

 

「本物の味噌」とは原材料を見れば簡単に判別することができます。

 

「本物の味噌」の原材料は主に大豆と塩です。

 

味噌の種類によっては玄米や白米、大麦が加えられます。

 

原材料に【酒精、昆布エキス、かつおエキス、かつお節粉末、調味料(アミノ酸等)】が加えられている味噌はお薦めできません。

 

酒精は味噌の発酵を止めてしまうので、味噌が持つ乳酸菌の働きを台無しにしてしまいます。

 


味噌は発酵食品なので商品としてスーパーに並んでいても毎日発酵し続けます。


酒精を入れる理由は、発酵する時に二酸化炭素が発生し容器が膨らんで破裂したり変形するのを防ぐためです。

 

容器が破損したら商品として売ることが出来ず廃棄されてしまいます。

発酵しているのに膨らまない容器には、目に見えない無数の小さい穴が開いていて麹菌が呼吸できるように工夫されています。

 

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